ISBN:4344405633 文庫 よしもと ばなな 幻冬舎 ¥560
日常生活のいたるところに転がる「発見」。
そんな「発見」を、29人の作家が描いています。
いわゆるエッセイアンソロジーです。
読書傾向が非常に偏っている旅人なので(笑)
この本はすごく良かった。
特に印象に残ったのは、
●梁石日さんの「夢・幻の時は過ぎ」
俳優でもないのに、
「家族シネマ」という映画の父親役に大抜擢。
そんなことからの「発見」を描いてます。
●連城三紀彦さんの「ゆうれいの下駄」
「居酒屋ゆうれい」という舞台の演出をやったときの話。
ゆうれいは下駄を履くのか履かないのか。
彼がひとり悩みに悩んでいたシーンが、
女優さんの雑談の中であっさりと片が付く。
間抜けで面白かった。
●川上弘美さんの「ハヅキさんのこと」
この人が高校教師をしていたことにまずびっくり。
で、その時の同僚(というか先輩?)との思い出話。
面白い二人です。
その他いろんなタイプの文章があります。
「発見」というテーマは共通なのに、
こんなにも違う視点で書けるんだなあ。
個性ってそういうもんだよなあって思いました。
これから読んでみたい作家や
好きな作家が増えそうである。
日常生活のいたるところに転がる「発見」。
そんな「発見」を、29人の作家が描いています。
いわゆるエッセイアンソロジーです。
読書傾向が非常に偏っている旅人なので(笑)
この本はすごく良かった。
特に印象に残ったのは、
●梁石日さんの「夢・幻の時は過ぎ」
俳優でもないのに、
「家族シネマ」という映画の父親役に大抜擢。
そんなことからの「発見」を描いてます。
●連城三紀彦さんの「ゆうれいの下駄」
「居酒屋ゆうれい」という舞台の演出をやったときの話。
ゆうれいは下駄を履くのか履かないのか。
彼がひとり悩みに悩んでいたシーンが、
女優さんの雑談の中であっさりと片が付く。
間抜けで面白かった。
●川上弘美さんの「ハヅキさんのこと」
この人が高校教師をしていたことにまずびっくり。
で、その時の同僚(というか先輩?)との思い出話。
面白い二人です。
その他いろんなタイプの文章があります。
「発見」というテーマは共通なのに、
こんなにも違う視点で書けるんだなあ。
個性ってそういうもんだよなあって思いました。
これから読んでみたい作家や
好きな作家が増えそうである。
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