内宮はすげー。

2010年5月3日 旅行
翌日(車中泊なのでちょっと感覚が狂う。実際には出発から翌々日)は、
6時前に起床し、内宮へ。

すでに人で賑わう。
早朝で正解。

おはらい町(参道)を通り、宇治橋を渡ると空気が変わった。
キタな!!って感じ。
そこはものすごいスピリチュアルな空間。

正殿意外にもたくさんの別宮などがあり、
ひとつひとつに丁寧にお参り。
昨日に引き続き風の神様(しなつひこのかみ=そのか!)も祀られていた。
今日は天照大神の荒御霊を祀った荒祭宮にも参詣。

気が済むまでお参りしまくった。

帰りにはおはらい町の店も開いていて、
相方は念願の「赤福」を購入。

ホテルに戻り朝食。

車中泊の荒業を思い悲しい気持ちでチェックアウトし、
朝なにげに気になっていた猿田彦神社へ。

ホントに「MAHOROBA」を思い出す。
あの公演がらみでユウヒもアサコも伊勢に来てるんだよねー。
で、絶対に外宮、内宮だけじゃなくここにも来たはず。

だってユウヒが演じたサダルは猿田彦の子孫だから!
しかもあめのうずめのみことまで祀られていた。
神社の名は「さるめ(漢字忘れた)神社」だから!!
キリヤンの役名だから!!
手を清めるとこに千社札貼ってないかなーと思って探したら、
稔幸と涼瀬みうとの千社札発見。
他はないねー。残念!

で、ここでおみくじをひく。
もうね、笑っちゃった。
当たりすぎて「占いですか?」って感じ。
こんなことが書いてありました。

「籠の中にいた小鳥が放されて自由にとび歩くように
 苦しみを逃れて楽しみの多い身となる運です。
 世の為め人の為めに尽しなさい 幸福まして名も上ります」

まさに神がかってる。すごいっす★

相方がそこでお守りを買ってくれた。
「みちひらき守り」っていうやつ。
新しいことを始める人にぴったりのお守り。
ありがとうでした。

その後思い切って二見浦へドライブ。
案の定その時間帯の反対車線(内宮へ向かう道)は渋滞。
自分たちはスイスイスーでした。

二見浦。
予想以上に素晴らしい所でした!!
まず海。とにかく海。
心身ともにいつだって海を求めている2人は大歓声をあげた。

海沿いに古い旅館街があり、二見興玉神社があり、竜宮社があり、
シーパラダイスがある。

どうやらここが伊勢の玄関口だったらしい。
昔々、伊勢詣での人々は舟でここへつき、
海水で身を清めた後に外宮、内宮の順でお参りをしたとのこと。

二見興玉神社はまたもや猿田彦大神を祀っている。

そして夫婦岩。
600メートル沖の海中に沈んでいる神石への鳥居の役割らしい。
神石、かなり見たい!!(←無理)

砂浜になっているところでちゃんとお清めしつつ、
海水からエナジーもらった。

いっそのこと泳ぎたかった。

昼食はシーパラのレストランで。
郷土料理てこね寿司、ぷりぷりの伊勢エビなど魚介を堪能。
めっちゃ美味でした(^_^)v

のんびり伊勢市に戻り、
月讀神社などをめぐりつつ、
ぱんじゅうやういろなど甘い物を投入。

ただ、レンタカーを返してから夜行バスの時間まで
晩ご飯食べつつ休憩するためにいいお店がなくてちょっと困った。
(伊勢市は基本的に内宮の参道意外はさびれていて、
いい感じのお店とかはありません・・・)
結局「さと」。

んで、夜行バスキタ。
行きよりグレードアップだった(^o^)
でもやっぱりつらかった。
ただ予定より1時間早く着いたのはうれしかった~。

こうして1泊3日の伊勢参りは無事に幕を閉じました。
強行軍だったけど、楽しかった。
充実したな~。
帰ってからも相方、伊勢について調べまくりw
ハマるわー、神道。
伊勢に行ってから神道にハマリ、
今年國學院大に入学した賀集利紀(この字だった?)の気持ちわかるもん。

この旅を全面コーディネートしてくれた相方に感謝です。

お伊勢参り。

2010年4月30日 旅行
相方は昨日も今日も仕事。
気の毒になってしまう(T_T)

相方の帰宅後、大急ぎで入浴&夕食。
冷蔵庫をキレイに空にし、ゴミも捨てて出発。

そして夜行バスに乗り込み14時間・・・。
予定では12時間だったけど渋滞のせいで2時間オーバー(T_T)
バスが狭くて狭くて、
しかもトイレなしの長時間なので過緊張ピーク!!
でもなんとかクリア。
体中が痛かったけどw

伊勢についてからはまず外宮へ。
正直「こんなものなの?」と拍子抜けした感じは否めなかったが、
式年遷宮(20年ごとに隣り合った敷地に新しいお宮を作ってご神体を移す)
という制度があることなどが興味をひいた。
そのか(風の神=しなつひこのかみ)も祀られていた。
2人で「そのかのおうちだねー」などと話し合う。

外宮参拝のあと、念願だった伊勢うどんを食す。
甘辛なんですね。
みたらし団子かと思った。
相方の食べた冷やしうどんがさっぱりしてうまかった。

そのあと博物館と倭姫神社へ。
いろいろ勉強した。
倭姫が天照大神の御杖となって諸国を回り、
この土地へ来たときに大神から「ここがいい」みたいなお告げがあったと。
んで伊勢神宮を建てたということらしい。
すごくない?倭姫。
垂仁天皇の皇女だっていうからには実在の人だよね?

夕方ホテルにチェックイン。
こじんまりとしていい感じ。
「今日は横になって眠れる!!」ということで2人で喜び合うw

晩ご飯は近くのレストランへ。
松阪牛のステーキ。
うまー。口の中でホントにとろけた。

そしてホテルに帰り、ものすごい勢いで眠りにつく。
いつもの寝付きの悪さもどこへやら。
疲れた、とにかく眠かった。
自分だけいきなり寝坊。起きたの9時。
10時チェックアウトなので慌てて準備して、
荷物を持ってレストランへ。
今日も明太子を食す。うまし。

相方のリサーチにより、
どうやらホテルから博多座まで歩けそうだったので、
のんきに歩いてった。
したら、意外に近かった!!

中州川端のカフェでちょっと一息入れていると、
数名のジェンヌを発見。
誰かってことまではわかんなくても、
すぐにジェンヌだとわかる。
オーラが、スタイルが、歩き方が一般人と違うの。

デカイ荷物をロッカーに預け、
開演まで相方は明太子を買いに外のデパートへ。
自分はキャトルの出店でついに買ってしまいました。
ゆっさんのポストカードを・・・。
しかもポストカードを入れるゆっさんプロデュースのファイルまで。
もともと炭酸せんべいは買うつもりだったけど、
博多座の空気恐るべし!!
ムードに負けて財布のひもがゆるんでしまった!!

しかも驚いたことに戻ってきた相方も炭酸せんべいを買っていた!!
「二つもあってどーすんだ???」ってなことに。
喜ばせようと思ったのかもしれないけど、
それはファンの自分が買うだろうよーっていうものなので、
相方には悪かったけど、
キャトルのおねーさんに事情を話して返してきてもらった。
ゴメン相方・・・。でも余分な出費をしてほしくなかったのです。

で、ちょっとごたつきましたがラスト観劇。
一階のボックス席で遮るものがなく見やすかった。
ゆっさんが近かった。
かわいかった・・・・。
そして相方ははすみん、自分はダイがちょっと気に入った。
みっちゃんは言うまでもなく安定した実力を発揮。

んでもって、この日はジェンヌの観劇率が高かった。
終演後、外でジェンヌの集団に何度も遭遇。
あの人たちは群れると目立つからあまり集団行動しないんだけど、
珍しく目立ちまくっていた。
相方はじゅんが来るのではないかと予想していましたが、
どうやら来なかった模様。

自分たちが目撃した人々は宙組の「逆転裁判」チームだったらしいです。

そして空港へ。
博多ラーメンを食す。
安うま。

しかし!!
羽田空港のコンディションが悪く、
着陸制限されているとのことで予定より一時間以上遅れるとのこと。
うわーーーーーーーーーーーー。
JALは欠航していた。あぶねーあぶねー。
で、自分は一服した後おとなしく座って天地人読んでた。
したら放送で「早い便に変更が出来ます」と。
帰りたくてしょうがなかった自分は、
お土産を見に行っていた相方を慌てて呼び戻し、
飛行機の変更をした。
なんとか一つ前の便に席を確保。
やったね!!

でも中央四人がけの席のど真ん中。
お互い隣の席の人が配慮のない人でwすげー窮屈だった(涙)
でも早く帰れたからいいや。

なんだかとっても充実したいい旅行だった。
こんな機会でもなければ博多とか多分行かないから、良かった。

さあ、後は夏の間に海に浸かれるのかどうか。
そこが課題です。
2日目は観劇予定を入れていなかったので、
あきらめきれない海水浴を計画!!
(一年に一度は海に浸からないと生きていけない二人なのです)

相方が一生懸命選んでくれました。
波が穏やかで、岩場で魚が見られそうな透明度の高いビーチ。
で、志賀島かなと。

ただ、アクセスが良くない。
電車とバスの乗り継ぎも良くないし、
近道はフェリーだったりとちょっと大変。

なので、思い切って一日レンタカーを借りちゃいました。
(また痛い出費・・・)

目指すは志賀島。
うーん。
やっぱ海が荒れてる・・・。
ダメだこれはということでさっとあきらめた。
で、とりあえず金印発見の地へ。
(昔、学研のおまけで金印もどきが付録でついていたなー。懐かしい)
その後、金印の湯という温泉へ。
のんびり浸かって、あー満足(*^_^*)

昼ご飯は港の近くで刺身定食。
カンパチがすごく新鮮でプリップリ!!
うまー。
ホタテも「こんなに甘かったっけ?」ってくらい甘くて美味でした。
大成功~!!

その後、思い切って佐賀まで。
吉野ヶ里遺跡へ。
いやー、思いがけず行けて嬉しかったー。
気になってたんだよね、ずっと。

弥生時代の集落の復元がすごかった。
特に祭祀を行っていた建物が超でかくてビビッた!
暑い中、また二人でアスペモード全開。

感心したのは、熱中症対策。
陣笠の貸し出し、濡らして首に巻くタオルの貸し出し
(随所に水で濡らすためのスポットあり)
ところどころでの冷水サービス。
そして一番驚いたのはミスト。
六本木ヒルズとかにあるやつ。
すっごく気持ちよかった。
ハイテクだった。
おかげでゆっくり楽しめました。

で、晩ご飯は念願の「もつ鍋」!!
人気のお店に予約を入れて出陣。
超びっくりした。
今まで食べていたもつ鍋はもつ鍋じゃなかったのか???
っていうくらいもつがふわっふわでビビッた!!
人生で一番おいしいもつ鍋と出会ったね。
だしもおいしくて、かなり満足。
感動~~~~~~★

充実の一日でした。
今年は最高にきれいな海で楽しむぞー!!
と思っていたのですが。
なんと前日にツアーが中止・・・。
台風8号の影響です(涙)

もう、すごい勢いで別の旅行を手配しました。
大変だった(汗)

予算はオーバーしましたが、
思い切って博多へ。

なぜかって?

そりゃあ、博多座です!!
ユウヒのお披露目公演です。

これはきっと神さまが「行け!!!!」と言っているんだと勝手に思いこみ、
2泊3日の観劇ツアーを決行。(しかも二回観劇)

初日。
福岡空港へ降り立った我々は、
まず「よかネットカード」を購入。
これで電車とバスが乗れてちょっとだけお得。
早速電車を乗り継いで「太宰府天満宮」へ。
道真公をお参りです。
お守りを買った後、恒例のおみくじ。

キター!!大吉キター!!
しかもなんかあたってる。
これまでちょっとずつ段階的に良くなってきた運勢が、
一気に花開くらしい。
(なにがどうなるんだろうか)
何からなにまでうまくいくけど、周囲の人への感謝を忘れるなと。
そりゃーもう忘れませんよ。
こんだけいろんな人にお世話になっているんだから。

で、ご機嫌で相方にふざけた写真をたくさん撮ってもらいました。
自分はホントはカメラ大好きなんだけど、
相方は撮られるのが大嫌い。
必然的に「じゃ、撮って」という流れ。
しまいにはどこにたってどっちをみろとか注文までつけさせたりして。
いかにかっこよく、面白く撮るか。
専属のカメラマンですか???ってくらい撮ってくれました。
余は満足じゃ(ばかだねー)
しかも近くの博物館で阿修羅像を拝見。
思ってもなかった幸運。
東京ではものすごい人で大混雑だったというのをニュースでやってましたが、
ここではゆっくり近くで見ることができました。
かなりラッキーでした!!

そしてまた電車に乗って博多座へGO!!
まず駅から直結してるのね。
超感動。
そしてでっかいユウヒさんの公演ポスター!!!
(とうぜん撮影。一人写りでね)

席はA席の一番後ろだけどサブセンターだから観やすかった。
博多座の独特のにぎわいも楽しかったけど、
作品がね、ユウヒがね宙組子がね、素晴らしかった!!

大江山花伝の茨木の妖艶さはただものじゃないし、
アパショナードⅡは「大ジョブかな」と心配だったけど、
頑張っていた。ものすごく汗だくで。踊れてるよユウヒ!!

最後らへん、みっちゃんのソロですみかとデュエダン踊ってるあたりから、
涙腺がーーーーーーーーーーーーーーー!!!
涙ダダ漏れ、うひさんの耽美的な色気もダダ漏れですた。
男役の群舞に至っては涙で前がみえなーい!!
ってことはなくしかと観ました。
アサコのアパショももちろん最高でしたが、
見事にユウヒのアパショになってました。

全体を通してすみかちゃんとアリスちゃんがめっちゃいいじゃん!!
(個人的に胡蝶がツボw)
二人を筆頭にみんなカワイイし、歌うまいし踊れるし芝居出来るし。
いい娘役はこの組にいたのか!!俄然宙組にハマル予感・・・。

あ、あとダークホース的に我々のハートをわしづかんだのが、
意外や意外、みっちゃんです。
ウチラの間では「うまいし、いい人だけどルックスが昭和」などと、
失礼なことを言いつつ勝手に親しんでいたのですが、
みっちゃんマジでスゴイよこの人!!
芝居は上手いし、ダンスが非常に丁寧。
ヘンなアクセントとかがなくて、しなやかなんだよね。
基本に忠実ってのはこういうダンスなんだと思わされました。
そして歌。ホントに歌うまさんですね。
ユウヒにも涙しましたが、みっちゃんの歌にも感動して泣きました・・・。
こんな力のあるイイ下級生に囲まれてユウヒはシワワセだ。
ドラキュラの件では、オリジナルを凌いじゃったね感。
かっこいいんだもん。あのみっちゃんが。

そしてこの日は出待ちもしちゃいました。
ゆっさんは遠くてよく見えなかったけどやはりいい人だった。
「ばいばーい」もかすかに聞こえたぞ。
ウチラがいたほうには若手ホープが何人か通ってった。
みんなかっこいーっす。
で、当然みっちゃんですわ。
もういい人だから~。
一人ひとりからお手紙もらって丁寧におしゃべりして笑ってました。
のほほんとしたあの持ち味は彼女ならではです。
癒し系です。
すぐにでもトップになれる実力はあるんだけど、
がっついてないからねー。
おっとりさんなんだよね。
でも、かと思うとオフでフラメンコ習っていたり。
芸事が好きで好きでしょうがない人です。
ストレスたまるとタップ踊るって言ってたしw

この日の晩ご飯はちょっとハズレだったけど、
まあいいや。
満足っす★

若手で注目したい人も見つけられたし。
素晴らしい一日でした。

ありがたや。

2009年5月5日 旅行
渋滞の隙間を縫って、相方のクルマで信州まで旅してきました。

川中島古戦場(市立博物館含)、善光寺ご開帳、
そして小布施(高井鴻山記念館と北斎館)。
なんとも充実した旅行でした。

信州の歴史と文化、自然と人情に触れる最高の旅でした。

特に善光寺・・・。
朝4時半に内陣まで入って読経を聞き、
5時半に前立本尊ご開帳ー!!
そしてその後お上人様からお数珠頂戴。
アタマにずしっときました(*^_^*)
ありがたや、ありがたや~。
八丈島。
それは、流人の島。

前述の「平成お徒歩日記」に八丈島も載ってたから、
かなり関心がありました。

とはいえ、あの本読んでも、
「近藤富蔵って誰!?」
「宇喜多秀家も流されてたの!?」
ましてや「為朝って????」みたいな状態でした(苦笑)

で、さっそく行きましたよ。
歴史民俗資料館に。
恐らくは「絶対もと小学校だったでしょ?」的な古びた木造の建物。
当然クーラーなんてものはなく、
窓全開。ご自由にうちわをお使いくださいってなもんですよw
まあ暑さはいいんです、暑さは。

でもね。すごかったのは「虫」。
ガンガン刺されたらしくかゆいのなんのって(T_T)
いまだにかゆいわ、赤くなってるわでもう大変。
犯人がぶよなのか、島蚊なのか、クラゲなのかもはやわからない。

まあそれはそれとして。

この流人がらみの歴史の深いこと深いこと。
二人して食い入るように資料や展示、説明を見まくる。

いろーんなことが判明。
たまたま前日に為朝伝説についてテレビでやっていたのもあって、一気にアスペモード!!

もう箇条書きしちゃいます。

・島流しは死罪の次に重い罰であること。しかし、佐渡島ではなく八丈島に決まると皆喜んだらしい。極楽であると。
ちなみに八丈ではわりと野放しで「自分の才覚で生きていけ」というような感じだったようです。自由ですよね?でも飢饉や天才などで亡くなる人も少なくはなかったらしい。

・最初の流人は関ヶ原の合戦で豊臣側についていた宇喜多秀家。豪姫(たしか宮沢りえが映画やってた)という妻を残して50年も八丈で暮らし、八丈で亡くなった。

・近藤富蔵は、隣家の一家を斬殺した罪で流される。この人がスゴイ人で、八丈島の人以上に島を愛し、様々なことを調べ、島の史伝を書き上げるのです。一度赦免になったのだが、また戻ってきて島で一生を送った。

・で、為朝なんだけど、史実なのか伝説なのか非常にあいまい。(なんせ時代が時代だから)暴れん坊の彼はどうやらまず大島に流された。したらあっというまに伊豆七島を制圧してしまった。
でも一応史実では大島で自害したことになってる。
が!どうやら八丈にも来ていたみたい。島の数々の伝説がそれを裏付けてる。「為朝凧」という細ながーい凧があるのもそうだし、為朝神社が三か所もあるの。なして?これ間違いなくいたでしょ?もっとすごいことに昔々八丈は女性しか住んでなくて、青ヶ島は男性しか住んでいなかった(これは本当の話)。で、為朝は八丈で結婚して子供を作り、男女がともに暮らす良さを広めたんだって。
もっと言っちゃうと、海を渡り琉球(沖縄)へ行き、自分の息子を最初の王にしたとか、さらに東北へも渡り、頼朝に追われていた義経と手を組んでいたとか。(北と南から鎌倉を攻めるという寸法です。このあたりはTV情報っす)恐るべし、為朝!!!!
もうあなたに夢中です(*^_^*)←キモイ。

・いくら八丈が罪人の極楽とはいえ、やはり島に閉じこめられてるのにかわりはない。というわけで脱走を企てる輩が出てくる。
絶海の孤島だからもちろん舟でね。これを「抜舟」という。もう命がけよ。つかまったら死罪だもん。で、結局江戸までたどり着いたのは一件だけ。吉原遊女の「花鳥」である。あとは難破して海に沈むか、お役人に捕まってひどい目に合う。しかし、この花鳥も結局見つかり小塚原で死ぬ。

なんかさー、はまったね。
相方も自分も自閉的に偏った物事に興味持つんだけど、
今はコレ。流人です。

「抜舟」の場所に足を運び、富蔵さん、秀家さんのお墓にお参りをし、為朝神社にもGOですよ!!

このハマリ具合はヤヴァイっす。
しばらくは八丈でもちきりです(アタマが)
八丈の海は、ワイルドでしたw

相方に「沖縄とは違うよ〜」と、
言われていたとおりで、
火山島だから基本的に崖とか岩場なんですよね。

まず初日は底土港の海水浴場で泳ぎました。
水がキレイで透明度抜群。
この透明度は沖縄本島より高いです、多分。

今年購入したライフジャケットのおかげで、
かなり深いところまでシュノーケリングしたのですが、
南国の魚にもたくさん出会いました。

特にかなりすごかったのが、
謎の巨大魚との遭遇!!
岩と岩の間にうちわみたいなデカイ尾びれが見えた自分は、
「???」と思い、じーっと見つめてみた。

そしたら、60センチ以上はあろうかという魚がじーっとしているのです。
身動きもせず。
さっそく相方を呼び二人でガン見していたんだけど、
逃げないの。(もしかして寝てた?)
最終的に足で突っついたらスゴイ速さでどっか行っちゃった。
あれねー、確実に「穫ったどーーーー!!」って出来たね。
銛があればね。
素手ではどうにもこうにもだね。
あとで二人してあれはなんだったのか議論しましたが、謎です。
でも多分「クエ」。

さて、二日目は目をつけてた藍ケ江港でのシュノーケリング。
ここもキレイでしたー。
調子に乗ってガンガン泳いでいたら、
オヤビッチャの群れ。しかもわりとデカ目。
ハタタテダイもいた。
まさに「オヤビッチャーズ・ビレッジ(造語)」。

しかし、悲劇はその直後に訪れる・・・。
相方が「あのね、あなたの後ろにクラゲいるから静かに離れて」
と言うのです。
「マジ?」と言いつつ、暴れると刺されそうでイヤだから、
すーっと前進。
したところで「逃げるぞー!!」「オー!!」と、
ものすごい勢いでクロール。
途中、なんかチクチクした。
でもひたすらクロール。
見ないように感じないように。
でも、見ちゃった。
目の前に透明でおかめみたいなカタチしたちっこいクラゲが。
(うぎゃーーーーー)と心の中で叫ぶ自分。
命からがら(ってのは言い過ぎだな)オカに上がる。

そこで初めて、自分達がクラゲの群れに突っ込んでいたことを相方に知らされた。
ギャーーーーーーーーーーーー!!!
「あそこで言うとさ、ホラ、パニックになりそうな人いるから」って。
まあ、そうだけど・・・。
恐るべしオヤビッチャの村・・・。
プランクトンが豊富すぎて、外敵はいないし、
クラゲまで村を形成していたんだね・・・。

で、二人してやっぱ刺されてました(T_T)。
ちきしょー。

しかも波打ち際から3メートルくらいのところに、
特大のクラゲも浮いてたしね・・・。
上がってから見たからいいものの。
あんなのに刺されてたらと思うとゾッとするね。

ね?ワイルドでしょ。沖縄と違うよね。

でもねー、八丈のいいところはそのあと。
なんと温泉が豊富。(火山島だから当たり前か!)
水着で入る無料の温泉から本格的な温泉までいろいろあります。
コレが最高でした!!
泳いで冷えた体があったまるね〜。
しかも緑に囲まれて。あ、滝も流れてた。
マイナスイオン充満してます。

というわけで、
明るくて白い砂浜の続くバスクリンみたいな沖縄の海とはひと味違った、藍色のワイルドな海を楽しんだ二人でした(*^_^*)
ついに!
つ・い・に!!
行って参りました、八丈島。

なんでこんなにテンションが高いかというと、
実は去年行くはずだったの。
でも、仕事の関係で自分がウツ全開モードになり急遽キャンセル。
相方に申し訳ないことをしちゃって残念な夏だったのです。

なので、ばんざーい(^^)/
初上陸っと。
(自分だけ「初」です。相方はかなり通です)

今日帰ってきて、
録りためてたドラマ観たらもうこんな時間なんで(←バカ)
明日から忘れる前にぼちぼち旅行記らしきものをアップします。

とりあえず、行く前は海とメシのことしかアタマになかった自分達ですが、八丈島おそるべしです・・・。
奥深すぎます・・・。

手足を島の蚊だかクラゲだかに刺されまくり
かゆくてしょうがありませんが(ホントにハンパなくかゆい)w
とりあえず八丈島の虜になって帰ってまいりました。

では、次回からちょいちょい八丈旅行記を書いていきたいと思います。

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