ISBN:4163254005 単行本 伊藤 たかみ 文藝春秋 ¥1,050

自動販売機にジュースを補充するバイトをする敦。
一緒にコンビ組んで女だてらに働く正社員の水城さん。

二人のやりとりから、敦が離婚に至る経過が想起される。

どうにもならなかったんだなあってところでの離婚。

水城さんもバツイチ。

二人の軽妙なやりとりが面白い。

読みやすいし、共感もした。
夫婦になった時点からなんかちぐはぐだったり、
一緒にいることでお互いの精神状態が悪くなっていく様とか。
なんか、わかる。

でも・・・
正直言うと、「これが芥川賞とったんか!?」
と思ってしまった。

芥川賞はどこへ向かっているのだろうか?

芥川賞が欲しくて欲しくて、
でもとれなくて苦悩していた太宰ってなんなんだ?
とか思っちゃいました。

まあ、時代・・・なんだよな。
きっと。

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