http://www.wisepolicy.com/george_michael/

自分はワムとしての活動と
(「ラスト・クリスマス」は名曲ですね)
ゲイであることをカミングアウトしたことくらいしか、
彼のことを知らなかった。

でもこのドキュメンタリー映画を観て、
素顔の彼に少しだけ触れることができたような気がする。

ワムとして大成功を収めながらも
いつかこの時が終わる・・・と思っていた彼。
(この考え方は彼に常について回る)
思っていた以上にナーバスで繊細な人だったんだ。

一方ワムとして活動することが苦痛になっていた相棒。

厳しい決断を二人は選んだ。
ワムは解散した。

その後のジョージの人生はまさに波瀾万丈だ。
自分がゲイであることを自覚し、
初めて心から愛するパートナーと出会った。
幸せの絶頂で、恋人がエイズで亡くなる。

そして愛する母親までも喪ってしまう。

どん底に落ちるジョージ。

ソニーと契約について法廷で争ったり(敗訴した)、
9.11を期にブッシュ政権を公然と批判するような
反戦の歌を歌い、ふざけたプロモを作る。
自分でも振り返っているように、
彼は何かに猛烈に怒っていたし「病んでいた」のである。

そしてしまいには、公衆トイレで逮捕である。
最悪のカミングアウトだと、エルトンジョンもコメント。

パパラッチの格好の餌食にされる。

しかし、そんな彼に再び救いの神は現れた。
現在の恋人であるケニーとの出会いだ。

相変わらずカメラ嫌い、テレビ嫌いは治ってないし、
ライブもできない。
けれどもいろんなことを乗り越えた今、
すべてを歌にするんだ・・・と彼は思っている。
何かを突き抜けたからこそ、
この映画を撮る気になったんだろう。

今の彼は「自然体」だと友人が話していた。

なんだかきちんと彼の歌を聴いてみたい気になった。
「ラスト・クリスマス」だけじゃなく。

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