ISBN:4122032105 文庫 稲越 功一 中央公論社 ¥540

春樹さんは今でこそ日本で暮らしているけれど、
その前は世界の色々な国に住み、そこかしこで小説を書いた。

「ノルウェイの森」然り、「世界の終わり・・・」然り。

でも趣味はけっして「旅行」ではないと彼は言う。
むしろ「旅行」は嫌いだと。

では、なぜ本来定住型の彼が色々なところに行くかというと、
「定着するべき場所を求めて放浪している」とのこと。

そして彼のは「旅行」などではけしてなく、
「住み移り」なのだと。

とにかく彼の書く文章に触れると自分は再生する。
なぜだかわからないけれど、心が落ち着き、平穏になる。

まさに「精神安定剤」なんですね、自分にとっての。
この本も心と身体にしみこませるように読みました。

やっぱりこの人の作品がないと生きていけないです。
そのくらい自分にとっては必要な作家さんです。

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