明日の記憶

2006年12月24日 読書
ISBN:4334924468 単行本 荻原 浩 光文社 ¥1,575

若年性アルツハイマーに冒された50歳の広告マンの物語。

とにかく切なかった。
一生懸命に記憶をつなぎ止めようと努力するが、
大事な記憶がどんどんとこぼれ落ちてしまう。

しかもこの病は治らない。
緩やかに症状が進行し、
しまいには身体さえ動かせなくなって死に至る・・・
(死んでしまうなんて知らなかった)

主人公は妻の献身的な支えにもかかわらず
仕事にも支障をきたし始めてしまう。

大事な家族さえも自分は忘れてしまうかもしれない。
その恐怖ってどんなものだろうか?
自分には想像も出来ない。

でも、家族側の悲しみは想像できる。

映画では原作と違う結末だそうですが、
原作の結末はとても悲しかった。
ちょっと涙が出そうになっちまいました。

絶対映画も観たい作品です。

で、自分はこの本を書いた作者荻原浩さんに注目。
荻原さん自身広告マンだったらしい。
早速何冊か図書館に予約入れました。

読んだらまた感想を書きます。
そして今ナイスタイミングでWドラマ「神さまのひと言」放送中。
チビノリダーいい役者になったねえ。
こっちもまた感想をアップします。

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