天国はまだ遠く

2007年2月15日 読書
ISBN:4104686018 単行本 瀬尾 まいこ 新潮社 ¥1,365

先日外部研修の帰りにふらっと本屋に立ち寄った。
久しぶりに。
ほんっとーーーーうに久しぶりに。
(近頃は図書館しか行っていないので・・・)

新刊がたくさん出ていて、
読んでみたい本があっちにもこっちにも。

その中で「おっ!」と思わず手に取ったのがこの本でした。

しかし、買わない(笑)
買わないで速攻図書館で借りた(笑)

内容は、まんまと自分の好きなワールドでした。

何もかもうまくいかなくて、会社も辞めて、
自殺しようと北へ向かう電車に飛び乗る主人公。

うん、その気持ちわかる。

で、自殺失敗。
がーん!!

しかし一晩限りのつもりで泊めてもらった民宿のお兄さんとの交流や
自然の持つ力に癒されて、主人公の心は再生される。

うん。
すんげーその感じわかる。

ビルの中でせかせかしている人間なんてちっさいんだよな。
そんなせまーい中であーでもないこーでもないと神経すり減らすのってなんか馬鹿馬鹿しいよな。

人間だって自然の一部なんだし。
とか、達観できる境地にまだ自分は至ってないけどね(苦笑)

でも確実に、大らかには生きてる気がする。昔よりは。
いや、「いい加減になった」ってことか?

まあいいや。
ゆるーくゆるーく、ね。

読みながら自分自身も再生されていくような、
そんな一冊でした。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索