ワイルド・スワン〈下〉
2007年9月29日 読書
ISBN:4062062542 単行本 土屋 京子 講談社 1993/01 ¥1,835
本日読了。
すごい読み応えだった。
下巻はおもに毛沢東の「文化大革命」の話です。
すさまじい政策に鳥肌が立った。
中国の人たちの苦しみがどれほどのものだったかが、
痛いほど伝わってきた。
毛沢東って異常だよね。
しかも巧妙に、国民がお互いを監視するように仕向けた。
妬みや個人的ないいがかりで迫害を受けて自ら命を絶つ人も続出。
拷問で殺される人、監禁されじわじわと死に追いやられる人、
一体どれだけの血が流されたのか。
しかもこれが大昔のことではなく、
自分が生まれた前後まで行われていたということに絶句します。
無知であることが奨励され、
知識階級が糾弾される。
毛沢東が亡くなり、新しい中国が生まれ作者はイギリスへ。
中国という国は、一度死んで(殺されて?)もう一度生まれた国なんだと思った。
ベストセラーとして多くの人に読まれた理由がわかった。
この本は本当に貴重なドキュメンタリーです。
本日読了。
すごい読み応えだった。
下巻はおもに毛沢東の「文化大革命」の話です。
すさまじい政策に鳥肌が立った。
中国の人たちの苦しみがどれほどのものだったかが、
痛いほど伝わってきた。
毛沢東って異常だよね。
しかも巧妙に、国民がお互いを監視するように仕向けた。
妬みや個人的ないいがかりで迫害を受けて自ら命を絶つ人も続出。
拷問で殺される人、監禁されじわじわと死に追いやられる人、
一体どれだけの血が流されたのか。
しかもこれが大昔のことではなく、
自分が生まれた前後まで行われていたということに絶句します。
無知であることが奨励され、
知識階級が糾弾される。
毛沢東が亡くなり、新しい中国が生まれ作者はイギリスへ。
中国という国は、一度死んで(殺されて?)もう一度生まれた国なんだと思った。
ベストセラーとして多くの人に読まれた理由がわかった。
この本は本当に貴重なドキュメンタリーです。
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