グラスホッパー

2008年1月26日 読書
ISBN:4048735470 単行本 伊坂 幸太郎 角川書店 2004/07/31 ¥1,575

これ、古本屋で100円だったんだけど、
すげートクした気分(*^_^*)
ものすごーくはまりました!!

でもこういう職業って本当にありそうだよなあ。
蝉は殺し屋、鯨は自殺屋、
そして押し屋(詳細は読んでみて下さい)なんてのも。
未解決の殺人事件とか不自然な自殺とか実際けっこうあるしね・・・。

こわいのは、きちんと依頼人がいてビジネスとして成り立ってるところ。
依頼人はヤクザとかではなく、政治家やらの一般人もあり。
(ここがこわい!!)

さて、ストーリーはというと。

妻を面白半分に殺され、
その復讐のため非合法的な会社に潜入する「鈴木」。
そして前述の「蝉」「鯨」(二人ともコードネーム)の交互の語りという形で進んでいきます。

人間心理の深い部分を鮮やかに描き出しています。
ドフトエフスキーの「罪と罰」も効果的。

オススメの一冊です。

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