INTO THE WILD

2008年8月19日 映画
試写に行きました。

アカデミー賞ノミネート作品だけあって、
なかなか見応えがありました。

最初は、1人の優秀な青年がなぜ家を捨て、車を捨て、
お金を全額寄付してまでアラスカを目指して旅立ったのか。

自分達にはなんでかさーっぱりわかりませんでした。

でも、随所に散りばめられる過去の語り(彼の妹の)から、
いろんなことがわかってくる。

かれは物質文明や権力や地位やお金やそういったものを信じないのです。
そしてものすごく繊細なんだよね。
自然の中に1人で身を置いて、
人として究極の生き方を求めたんだと思う。

そしていろいろな人との出会いが彼を成長させていきます。
でも、根本にあるものは変えられず誰も彼を止めることは出来ない。

しかし、ラストで彼は本当に大事なことを知るのです。
でも・・・。(とにかく観てください)

まずこれが実話であることが驚きです。
監督のショーン・ペンも家族を説得するのに時間がかかったそうですが、
そりゃーそうでしょうねえ。

でも、いい映画だったと思う。
いろいろ考えさせられましたし。

時間軸が三つあるのですが珍しく自分はしっかり把握できた。
(相方はわかんなかったところもあったみたいだけど)

悲しいけど、人の生き方についてふかーく考えさせられる作品だと思いました。
でもやっぱせつねーなー(T_T)

あ、全然関係ないけど、映画の前のMC二人(ラジオのパーソナリティらしい)はいらなかった。
完全に浮いてた・・・。ネタバレするし!
「あんたらどうでもいいから、早く映画観せてよ」って、
多分ほとんどの人が思ったと思われます。

結論。試写では監督、出演者以外の無名のトークはいらない。

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