邪魔〈下〉 (講談社文庫)
2008年12月5日 読書
上巻を読み始めるとすぐに作品の世界にはまってしまった!!
「インザプール」の作者とは思えない(失礼!)硬派な犯罪もの。
34歳の主婦と、36歳の刑事。
この二人の男女それぞれの目線を通して、一つの事件が描かれている。
平凡な生活の裏に潜む落とし穴。
華やかな祭りの後に用意された罠。
あっという間に落ちていく主婦、及川恭子。
最後、悲惨な選択を立て続けにしてしまうところでは
登場人物の焦りや不安が手に取るように伝わった。
一方、刑事九野。
冷静沈着なタフガイというイメージだったが、
7年前に奥さんを事故で亡くして以来、どうもおかしい。
そんな彼の支えは八王子に住む義母の存在。
しかし、義母は・・・・。
なんともやりきれない結末です。
二つの視点が上手くリンクしながら物語を紡いでいます。
人間の弱さとか、それでも生きていかない辛さとか、いろいろ感じた。
「インザプール」の作者とは思えない(失礼!)硬派な犯罪もの。
34歳の主婦と、36歳の刑事。
この二人の男女それぞれの目線を通して、一つの事件が描かれている。
平凡な生活の裏に潜む落とし穴。
華やかな祭りの後に用意された罠。
あっという間に落ちていく主婦、及川恭子。
最後、悲惨な選択を立て続けにしてしまうところでは
登場人物の焦りや不安が手に取るように伝わった。
一方、刑事九野。
冷静沈着なタフガイというイメージだったが、
7年前に奥さんを事故で亡くして以来、どうもおかしい。
そんな彼の支えは八王子に住む義母の存在。
しかし、義母は・・・・。
なんともやりきれない結末です。
二つの視点が上手くリンクしながら物語を紡いでいます。
人間の弱さとか、それでも生きていかない辛さとか、いろいろ感じた。
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