一緒に行った相方(瀬奈ファン)による詳細レポをアップしまーす(*^_^*)

さてサウダージ。賛否両論の激しさを見ると難解作品認定ですね。
初見の方々は「???」、2回目、3回目と観てみると「おもしろ~い」に変化。
といった感じが、インターネットのブログをやる人達の共通した感想でした。

これは、アレックスの時と同じ感触というのでしょうか。
私は幸い4回観る事ができたので、十分楽しめたのですが、
東京公演は平日しかやらず、1度しか観ない方も多かったと思います。
この日程でこの内容を提供する劇団は不親切ですね。
大衆演劇的要素の大きい、誰にでもわかりやすいものこそ宝塚と
私は思ってしまうので、実験的な作品は別の機会にやって欲しかったです。
出演者の肉体的な負担を考えると、初見の方の不評な感想は胸に突き刺さるほど気の毒です。

それでも千秋楽はやっぱり特別なことがいくつかあって、観劇できてよかった~と思いました。
明日にはCSで紹介されると思うのですが、数カ所カットされるでしょう(笑)
あさこさんがいろいろ放送できないであろう言動(笑)をされたので・・・。

ではいつもと違ったシーンや心に残ったシーンを中心にレポートしてみます。

まずハニーマンやマッチョマン、スター瀬奈のくだりで、
あさこさん以外のみんなが客席降りするのですが、リューちゃんがすぐそばに。
11列目に座っていて通路横の席だったので、手を伸ばせば触れることができそうで。
お化粧や動きが素敵で、賑やかなダンスなのに色気がだだ漏れでした。
何度も視線をいただき、にっこり笑顔で、この時ばかりは舞台上のあさこさんを観ていませんでした(笑)
そしてみんなが舞台に戻り、数組のデュエットダンスが終わり、
あさこさんはダンスの相手だったスーちゃんが下手にはけようとする時に、
肘をつかんで振り向かせ、抱き寄せようとすると、すっと拒まれるシーンがあるんですが、
向かい合ってから、いつもより長めに両肘を強くつかんで放さずに粘っていて、
客席もいつもと違っているので、笑いに包まれていました。

そしてラプソディー・イン・ブルーの帽子をかぶるダンスでは、
「ワンモアタイム」があり、めちゃめちゃハードなのにもかかわらず、
最高の笑顔でサービスしてくれました。
あれだけ楽しく踊った後の「もーうー二度と私の帰らない夢~」と歌われるシーンは、遠くないであろう退団を暗示しているのでしょうか?
いつも以上にさみしかったです。

お芝居ではそのかちゃんと「お告げ」とか「オーラ的な」とじゃれるシーンで、
あさこさんはそのかちゃんの前髪を普段よりぐしゃぐしゃにしていました。
一瞬そのかちゃんは素に戻って「もーーー」とすねてました。

それから、フィナーレ。
「フィーバー!!」と叫んだ後、客席最前列前を練り歩かれ、
頭がぴかぴかに輝かれた方の頭を、音楽のムードに合わせて、
ぺろーんっとなでられて、「フィーバー!」のかけ声。

客席もまさか!と一瞬沈黙の後、大爆笑。
あさこさんを追うライトに一段と輝く頭だったので注目が集まっていたんです。
その方は外国人で関係者の方だったんだと思いますが、(そう思いたい)
観ている私達のほうがドキドキしてしまいました。

あさこさんも自分で触っておきながら、会場が爆笑しているもんだから、
かっこつけて歌っている最中に、ぐふっと笑うのをこらえていた感じでした。
ホント、あさこさんのこんな危なっかしくてやんちゃなところが大好物です。

黒い鷲は言うまでもなく感情がこもって、涙が流れそうになりました。
春野さんとの思いでの曲、花組でのサウダージをたっぷりまとっていました。

最後は千秋楽のご挨拶。

最初の挨拶であさこさんは座長として、泣きたいところをぐっとこらえて、
いつもより抑えた声で、喉の奥から絞り出すように話し始めました。
「本日は千秋楽にお越し下さいまして誠にありがとうございました。
お稽古が始まってから突っ走って参りました。
13人でこの作品を作り上げられ幸せでした。
私の人生の宝物となりました。私にとってサウダージになりました。
連日たくさんのお客様に観ていただき本当に幸せでした。
私達を素敵な演奏で盛り上げて下さいました、バンドの皆さんに拍手を。
弾きっぱなし吹きっぱなしで大変だったと思いますが、
お陰様で気持ちよく舞台を務められました。
皆様本日は本当にありがとうございました。」

2回目
「本日は千秋楽なので一人ずつ挨拶を。こういう時は必ず下級生順です。」
この後一人一人涙を流したりしながら、感想を語っていました。
特にスーちゃんは泣いてしまって何も言えない感じでした。
そのかさんはずっと我慢して話していました。
あーこちゃんもしゃべれないくらいで、あさこさんが何度も「大丈夫?」と声かけてました。
リューちゃんはずっと涙目でした。
あさこさんは語る時、頭の中にカーテンコールはもう1回はあるだろう・・・と、
プロ意識でご自分が崩れてしまわないようにされているように見えました。
かわいく大きい声で若手に対抗して「瀬奈じゅんでございます」とおちゃらけて
「いくつかの所以、の(ゆえん)が読めないところからスタートし、休演禁止令が出て・・・」と笑いをとってから、
「この作品が皆様にとってサウダージとなりますように」と締めくくられました。
さすがに涙声で、会場も湿っぽくなりました。

3回目
言葉に詰まってしまい会場からは激励と労いの大きな拍手が起こり
「本当に初心に返れる作品でした。13人でしか作れない作品でした。
最高の仲間に囲まれ、最高のお客様に囲まれ、こんなに幸せでいいのだろうかと思いますが、
次のエリザベートに向けて頑張ります。」と語られました。

4回目
「何を話せばいいのか。(しばし目がウルウル!が、気を取り直して)体力勝負の汗だくで汚い姿をさらしてしまいすみません・・・
連日たくさんのお客様に来ていただいて本当に幸せでした。
来にくい場所ではありましたが、(会場大爆笑)本当に素晴らしいホールなんですが・・・来にくくなかったですか?(さらに会場爆笑)
ですが本当にたくさんのお客様に来ていただいて幸せでした。」

あさこさんのぶっちゃけトークや客席いじりは、すみれ放送コードぎりぎりで
(きっと来にくい会場)とか、(つるつる頭をなでなで)とかは放送できないんだろうな~と思い、報告しちゃいます。
所々聞き逃してしまい、それに加えて脳内で作文してしまっていると思いますが。

以上、どんだけ記憶力いいんだよー!!(感動の旅人でした)

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