おくりびと

2009年8月3日 映画
評判に違わぬ素晴らしい映画でした!!!

モックンの演技はもともと好きでしたが、
この映画を観てやっぱり好きだと思いました。

彼はドラマとかは出ずに、
たまーに映画に出るくらいなので、
新鮮さもありました。

ただ立っているだけで絵になるルックス。
鍛え上げられた身体。
おだやかでやさしい話し方。
モックンはホントにいい歳のとりかたしてるなー。

もちろんストーリーも秀逸でした。
山形の自然もよかったし、
納棺師という仕事に習熟していく主人公の所作の美しさも感動もの。
それに伴って心情も変化していく。

彼は言います。「汚らわしい仕事なんかじゃない、誰だって死ぬんだ!」

幼いころに父親に捨てられたという、
大きな悲しみと憎しみを抱えた主人公でしたが、
納棺師という仕事に出会い、
ラストでその思いを昇華させ涙を流します。

あと焼き場の職員だった笹野さんのセリフがすごくよかった。

「死は新しい世界への出発地点なんだ。
自分は門番としてたくさんの人をここから送り出した。
いってらっしゃい。また会おうの、と言って」

アカデミー賞を受賞したのは納得です。
いい映画です。
ちょっと泣いちゃいました。

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