アサ茶 その2

2009年10月24日 宝塚
○カズミボーイ先生は、アサコにはクールな面しか見せないが、
三木先生に熱く語られた。
「あさこが最後は靴(男役)を脱ぎ捨て、
裸足ですべてから解放されて踊りまくって卒業なんですよ!!」
と訴えたらしく、素足になっている。

○大劇場では素足には何かつける決まりになっていて、
チャコットの裸足用のサポーターを履いている。
カズミ先生がプレゼントしてくださった。そこに愛情を感じた。

○踊りながら、踊りを習わせてくれた両親に感謝、
教えてくれた先生方に感謝、踊る場所を与えてくれた劇団に感謝、
そしてそれを見守ってくださる皆さんに感謝、という気持ちでいる。

司会:今まで立ってきた舞台を素足で感じられるのでは?
踊っている時はどんなことを考えているんですか?

○指が引っかからないように。
簡単に骨折しちゃうから、次ここ、よしここ、と考えている。
もちろん踊るハートも考え・・・
一遍にいろいろ考えられるようになったなぁと思っている。
そして、気持ちがいい。きっついけど。
袖引っ込むとすぐ酸素吸って、スポーツ選手かって感じ。(笑)
よく倒れるまで踊りたいという人がいるが、私は嫌だ。
いっぱいいっぱいの中、余裕を持ちたい。
安心してみていただけるように・・・舞台人として。
流れ星の中、踊っている。

○カズミ先生とはお披露目までご縁がなかった。
自然に流れる振り付けをしてくださる。
何度も踊って見せてくださる、汗だくになって。
好きな場面は全部。一つを選べない。

<日常について>

○「あさこさん、辞められるんだろう」とわかっていても、
月組生は何にも言ってこないし、(辞めることを)言えてホッとした。
伝えた時、みんな泣いていた。私も号泣って感じで。

○大劇場の稽古最後は、普通だった。そうしていたかった。
みんなもそれを察してくれた。

○サヨナラ公演初日は緊張しないもんだと進行さんや道具さんに言われたが、
いつも通り緊張した。進行さんたちに文句言った。
いつもと変わらず緊張しましたよ~」と。

○劇場にあふれる愛を感じる。

○次の休演日にやることは、病院、マッサージなどメンテナンス。

○(ジェンヌの内にやっておきたいことを聞かれ)男らしい格好?!
辞めてからもあんまり変わらないと思いますが。

司会:(すかさず)春野さんはすごく女性らしくなられましたけど・・・

○そこ、比べるとこじゃないでしょう!!
(春野さんの)中身はかわんないよ。

○大劇場の好きな場所は花道。下級生の頃からずっと好き。
私を捜すときはみんな花道に来る。
花道から多くを学んだ。スターさんの目線や銀橋の渡り方での仕草。
どうするとお客さんが喜ぶのか?とか、いつも見ていた。

その後18本(18年にちなんで)白いバラを投げながら会場を移動して・・・

<ディナーショーについて>

○ディナーショーの印象は、お客様が泣いていて、私は涙が引っ込んじゃった。
大丈夫ですよ、皆様!まだ私やりますから(半年)という感じ。
悠真倫ちゃんが今までのディナーショー(全部見てきたらしい)の中で一番強い「奇跡」だったと感想を言ってくれた。
それはそういう気持ちで歌っていたからだろうと思う。

○今まで「しんどい」「疲れた」とか全く言ったことがなかった。
最後に母性の塊みたいな女役3人(あいあい、すーちゃん、すなお)だったから、言ってみようと思って、
「もーいやだー、もーやだ、覚えられない!!!」って嘆いていたら、
「いいよ、やらなくて。」といわれ、そんなもんかぁと思えた。
いろんなことに追い立てられた毎日で、気ーぬいた自分が許せなかった。
やっとリュウちゃんがこれ(弱音をはくこと)をしろと怒っていたのがわかった。

○ディナーショー振り付けの羽山先生が泣いてくださった。
ディナーショー最後の稽古で、私も号泣。可愛がっていただいた。
髪切って少し黒っぽく染めた私の姿が、下級生の頃と重なったみたい。
DVDにも特典映像として入っていると思う。
今までなら「泣いている映像なんて絶対DVDに載せないでください」と断っていたけど、今は「どうぞどうぞ」と言えた。

○ディナーショーを見に来た上級生は楽屋でわいわい昔話しているのに、
下級生はみんな泣いていて、
自分が「大丈夫!」「一緒に頑張ろう!」とか励ましていた。

○化粧の仕方を最初から最後まで見てみたいと楽屋に6人くらいきて、
やっぱりそういうときも男役ばっかりで、むさくるしい。(会場爆笑)

・・・続きはまた今度!!

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