ホテル ビーナス

2009年11月4日 映画
面白い企画だなあ。

モノクロだったりしてすこうし見づらかったけど、
後半からぐぐーっとひきこまれました。
(でもラストにカラーになるとは、秀逸な演出!!)

不器用なはぐれ者たちが肩を寄せ合って暮らす「ホテル・ビーナス」。
それぞれ問題を抱える人たちで、
はじめはあまり立ち入らない感じもあったのですが、
1人の女の子の登場から少しずつ関わりを深めていく。
特に、クールで淡々としていた草薙が少女に優しさを向けていく様子や
2人が屋上で洗濯物を干しながら心を通わせていく様子は、
心が温まりました。

あと、いい台詞がたくさんあった。

「生きていれば、何かがある」んじゃなくて、
「何かがあるから、生きている」。

・・・そうだね。

それから、人にはみーんな他人には見られたくないような背中(一面)がある。
ものすごーく重くてしんどかったりもするけど、
そんな風に背中が重い人ほど必ずその背中には羽が生える。
そして高く飛べる。

・・・とか。

タップダンスの音が個人的にはあまり好きではありませんでしたが、
(ざらざらしたところで踊るときの音が・・・苦手で・・・)
ラストまで観て良かったなあ。

あ、ビーナス役の市村さん。
本当にこういう役がお似合いです(*^_^*)
香川さんの演技も真に迫っていたし、
出演者の誰もが熱演されています。

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