図書館で借りてきた。

けれど、自分には少し難しい・・・。
なぜ評論家という人たちはあえて難しいコトバを使うのだろう。
専門用語や外来語のオンパレード。

わかるところだけ斜め読みして印象に残ったことは、

①オウム真理教、エホバ、ヤマギシ会の存在が土台になっているらしい。
②悪人が必ずしも絶対的な悪なのではない。
 なにが正義なのか、作者として答えを出すのではなく、
 あくまでも投げかけている。
 また、悪というのは社会(システム)が生み出すものと氏は考えている。
③氏は「アンダーグラウンド」と「約束された場所で」執筆の細に
 オウム事件の被害者・加害者の両者に取材をしたことで、
 考え方が変化したと思われる。
④この作品は非常に完成度が高いという意見と、
 破綻している、矛盾しているという意見に分かれる。
⑤氏の文壇への抗議のメッセージも込められている。
⑥この作品はエヴァンゲリオンとオーバーラップする。
 ふかえりは綾波レイ、天吾は碇シンジ。
 (この分析は結構興味深い)

こんなくらい。

アタマのいい人たちの文章はわかりづらい。
でも、やっぱり村上氏の作品が大好きだ。

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