DVD 東宝 2006/06/23 ¥3,990 ある嵐の夜、真っ暗闇の山小屋に逃げ込んだヤギのメイ。そこへ同じように小屋に逃げ込んできた動物が。会話をするうちに気があった2匹は、再会を約束して別れる。ところが待ち合わせ場所にやってきたのは、本来はメイを食べるオオカミのガブだったのだ!94年に出版された同名ロングセラー絵本(作・きむらゆういち、絵・あべ弘士)を、杉…



これは、究極の選択っていうか、
自然界の掟で弱肉強食なわけだから難しいテーマだよね。

でも、このガブとメイの「友情」って
ほぼ「愛情」の域に達しているのではないだろうか。

ハラハラドキドキの展開ながらも、
とてもクオリティの高い映画だったと思います。

成宮の声が可愛らしく、獅童の声は面白かった。
獅童いい仕事してるのにねえ。
このほかにもデスノとか、硫黄島とか。

でも、私生活がねえ・・・。
残念な人だ。

返す返すもいい映画でした。
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2004/10/02 ¥2,940 地球温暖化が原因で世界各地で異常気象が発生。ロサンゼルスに巨大竜巻が襲来し、日本には巨大なヒョウが降り注ぎ、ニューヨークは洪水で水没。さらに地球は再び氷河期へと突入し、北半球は完全に氷に覆われてしまう。そんな中でニューヨークの図書館にいて生き残った息子サムを救いだそうと、気象学者ジャックは凍てつくニューヨークへ向…




まさにナイスタイミングな放送。
地球温暖化がこれだけの被害をもたらすって、
みんな思い知るのではないだろうか。

まさか温暖化が氷河期をもたらすとは驚いたけれど・・・

本当にみんなマジで考えようよ。
このまま文明化が進んでったらヤバイっすよ。

こういう映画こそ、みんな観るべき。
よくぞ放送してくれた!!
パチパチ(拍手)

でもこの映画を作ったアメリカが一番考えてくれないとね。
あ、あと中国、そして日本だね。

できることから本気で取り組んでいかないといけないね。
DVD 東映 2005/12/09 ¥3,990 金城一紀が原作・脚本を担当。彼の小説ではおなじみの高校生集団「ゾンビーズ」も活躍する熱いドラマだ。堤真一が演じる中年サラリーマンの鈴木が、娘に大ケガをさせた男に復讐するため、岡田准一演じる高校生、スンシンからケンカを習うという物語。やがて鈴木とスンシンには、年齢を超えた友情が育まれていく。プロットからして現実離れ…


やっとこさ観ることが出来ました。

一貫して岡田君がとにかくかっこいいっす。
そして堤さんは最初はしょぼいおっさんだったのですが、
岡田君の猛特訓により、どんどん強くなっていきます。

娘を痛めつけた野郎への復讐、
そしてそんな娘を守りきれなかった弱い自分への挑戦。

お父さん、頑張ります。

で、後半は思わず笑っちゃうような痛快な展開。
個人的には木の上での二人の語りと遊園地が良かったなあ。
あと、バスの運転手や常連の声援もなんか良かった。
妙に連帯感持っちゃったりして(笑)

そして自分の過去を話してくれた岡田君を抱きしめちゃう堤さんなんて図も良かった。
あれは「友情」というよりは「父性」なのかな。

とにかく最後は自分も「うおーーーーーーーー」と
叫びだしたい気分になっちゃう映画でした。

結構オススメっす★
DVD 山田洋次監督による『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』に続く、藤沢周平原作小説の映画化。役目のため失明した下級武士を支える妻と中間、そして一分を通すため復讐に挑む侍の姿を描く。主役の武士に木村拓哉。その妻に映画初出演の壇れいが扮し、新鮮な存在感を見せている。 山田監督の作品は、一点一画を疎かにしない、きちんと…

試写会に行って来ました。

いやあ、やっぱキム様はキム様でした。
最初現代劇かと思っちゃうようなキム様っぷりで
オイオイと思いましたが、
途中から段々方言も板について、
悲壮な武士になりきっていったかなあ。

相方曰く
「映画の中で成長見せられてもなあ」
「最初っからその状態で見せてくれよ!」とのこと。

だよね。

激しく同意(笑)

でも相手役の壇ちゃんがかわいんだ、これがまた。
ヅカ時代から可愛くて好きなタイプでしたが、
清楚でひたむきにキム様を想うこの役にぴったし。

もう健気でねえ・・・(涙)

彼女と笹野さんが上手いだけにキムは・・・

でもいいんです。
キムはキムだからいいんです。
いつまでも「オレ様」キムに乾杯!!
DVD ポニーキャニオン 2006/06/30 ¥6,090 文豪チャールズ・ディケンズの原作を、『戦場のピアニスト』でアカデミー賞監督賞を受賞したロマン・ポランスキーが、どっしりとした風格を漂わせて映画化。19世紀、9歳の孤児オリバーは、奉公先の家を飛び出し、ロンドンへ向かう。彼を助けたのは、悪党のフェイギン老人。オリバーは、彼の下でスリをはたらく少年たちの仲間に入る。スト…



悲しいかな。
自分は、この映画が何を伝えたいのかが全くわからない。

悲惨なことの連続で、世の中は不条理と貧困に満ちていて
確かに最後オリバーはいい人にもらわれたけれど、
ものすごーく後味の悪い映画だった。

誰か教えて下さい。
この映画のどこがいいのかを。
DVD ポニーキャニオン 2006/01/24 ¥4,179

舞台は竹富島。
真っ白い道や、青くて透き通った海。

主人公風希は早くに父を亡くし、
幼い日々をおじいと母の三人で暮らしていたが、
彼女が六歳の時、突然お母さんが東京へ行ってしまう。

必ず帰ってくるからね。

そう言い残して。

そして郵便局に勤めるおじいと二人の生活がはじまる。

しかし、毎年彼女の誕生日に必ず母から手紙が届く。
風希への愛情がいっぱい詰まった手紙だ。
彼女が14歳の時の手紙には
「風希が20歳になったらお母さんからちゃんと事情を
説明するからね」とあり、
風希はけなげにその言葉を支えに生きていく。

時に風希はその手紙に背中を押されながら、
迷いや葛藤を乗り越え、
高校を卒業し、プロの写真家を目指し上京。

助手として働き始めるが、
そのハードさになかなか自分の写真を撮ることができない。

そして19歳になった風希に、
来年の誕生日にある場所で会おうという約束が書かれている。

勇気を得た風希は猛然と写真を撮り始める。

そして20歳の誕生日。

コンテストで入選した自分の写真が掲載された雑誌を持って
風希はその場所へ向かう。

彼女がそこで見たものは・・・

後半はいろんなことがわかり、
怒濤のように涙が流れました。
で、オニのようにティッシュ使っちゃいました(笑)

前半はちょっとあまりにも謎すぎて、
だるだるな感じは否めないけれど、
沖縄独特のゆるーい雰囲気や、
おじいや近所のおばあたちや幼なじみがいい味出してる。

いいエンディングでしたが・・・
涙なしには観られないので箱ティッシュのご用意を!!

また竹富島に行きたくなったなあ。
幼なじみのカイジってカイジ浜からとってるよね、きっと。
星砂の。

蒼井優、純で素朴でけなげで。
ナイスキャスティングでした。

主題歌「太陽ぬ花」もいい歌で心が洗われました。
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2006/09/08 ¥1,980 1825年、オーストリアのウィーンで、1人の老人が自殺を図った。彼の名はアントニオ・サリエリ。かつて宮廷にその名をはせた音楽家である。そのサリエリが、天才モーツァルトとの出会いと、恐るべき陰謀を告白する。「モーツァルトは殺されたのでは…」。19世紀のヨーロッパに流れたこのミステリアスな噂をもとにしたピーター・シェーファ…


怒濤のまとめ書きっす。
過去のものを思い出しながらあらためて書いています。

モーツアルトは、天才だけど狂人っぽかった。
今まで彼の曲だけ聴いてイメージしていた人物像と全く違ってかなり衝撃でした。
見終わってから「レクイエム」を聴きまくりました。
それにしてもサリエリという人は哀れな人だった。
サリエリはモーツアルトの才能に猛烈に嫉妬していたけど、実は人一倍モーツアルトに憧れていたのだとも思った。歪んだ愛という感じ。

で、その後ネットでいろいろ調べていたら、
実はモーツアルトの死因は謎に包まれているらしい・・・
病死説と毒殺説。(アマデウスは病死説です)
病死だとしても病名はいくつも推測されているし、毒殺だとしても誰がやったかはっきりしないそうです。
妻のコンスタンツエが少しずつ毒を盛ったとか、サリエリがやったとか、いろいろ言われているようです。興味深い。

ゴッホ

2006年11月1日 映画
DVD ビデオメーカー 2004/03/19 ¥3,990

TSUTAYAでロバート・アルトマン監督の「ゴッホ」という映画を借りてきた。
お約束のようにゴーギャンとゴッホのアルルでの同棲生活がずーっとずーっと気になっていたため(笑)
しかし、その部分はほんのちょっとだけ。
どうやらゴーギャンの方はそんな気はなかったようでした。
ちょっとな〜んだって感じだったけど、
ゴーギャンが「パリに帰る」と言った時、
ゴッホが「帰らないでくれ!」と言って自分の耳たぶを切ってゴーギャンにチューしたシーンでは相方と二人で騒ぎました(笑)

でもゴッホってホント悲惨な生涯だよなあ。
いつもぼろぼろの服着て穴のあいた帽子かぶって取り憑かれたように絵を描いてた。
しかもぜんぜんその絵が売れない。
弟のテオは必死になって売ろうとするけどダメ。(この弟がまたゴッホにお金送ったりして可哀相なぐらいゴッホを支えるのです)
自分は彼の絵はすごく好きなんだけど、
時代に合わなかったんだろうね。
とにかくゴッホもテオも可哀相だった。
けど作品はマジですごいと思います。
画集買おうかな。
DVD ポニーキャニオン 2001/11/21 ¥20,790 結婚式当日に相手に逃げられた南(山口智子)と、年下のピアニスト瀬名(木村拓哉)の同居生活をコミカルに描いた、1996年にTV放映の大ヒット恋愛ドラマ。略称の「ロンバケ」は当時の流行語にもなった。 本編では、日常のページをめくるようにゆるやかなラブ・ストーリーが展開される。北川悦吏子脚本による何気ないセリフのひとつひ…


ほしいほしい・・・ほしーーーーーーーーー!
自分の仲では青春時代の思い出の一つでもある作品。

年甲斐もなくスーパーボール手に入れてみたり、
撮影現場に悪友たちと乗り付けてみたり。

いや、もちろん瀬名君はとってもよい。
それ以上に山口ねーさん&ももちゃんも大好きだし。

でもなによりも憧れの職業に就くことの出来た自分が、
毎日四苦八苦しながら、でも充実した日々を過ごした時に
一緒にその時間を過ごしたドラマって感じがする。

わけがわかりませんね。
すびばせん・・・

まあ四の五の言ってないで買えって感じですよね。

ロンバケ最高(*^_^*)
DVD ジェネオン エンタテインメント 2006/04/21 ¥3,990 出張で少年時代を過ごした北九州・門司を訪れた鈴谷は、そこで20年前の自分に出会う。そして自分が1986年にタイムスリップしていることに気づく。そこで彼は、かつて手術を拒否して、難病で亡くなった憧れのお姉ちゃんを救おうと決意するが…。 タイム・トラベラー映画は、歴史を変えてはいけないというのがお約束だったが、本作は未…





最初の方はなんでタイムスリップしたかが謎だった。
単純に「あー20年前に来ちゃったんだな」とか
思っていたのですが・・・

ちゃーんとワケがあったんですね。

胸の中にくすぶり続けていた
「あの時ああしていれば・・・」とか、
「どうして・・・?」とか、
様々な後悔とか謎を抱えて人は生きているんだけれど、
そういったものに何らかの形でアクセスするための
タイムスリップだった。

それに気づいた4人は、
それぞれに一生懸命行動する。

あるおばあさんのくだりではまたもや不覚にも涙・・(笑)

そして主人公ヒロは頑張る。
すんげー頑張る。

そして最後は・・・

ネタバレになっちゃうのでオチは書きません。

しかし、自分的にはエンディングのパーティシーンの意味が
わかりません。
まあ、深く考えちゃいけないとこなんだろうけど。

個人的には、ヤクザな19歳の顔が好きでした。
いい顔してました。
なんていう役者さんなんだろう?

ミムラも出てました。
相方に言われるまで(かなり最後の方)
全然ミムラだって気づきませんでしたが。

でも紹介文にもあるように、
基本的にタイムトラベル物は
「過去は変えちゃいけない」という暗黙のルールがある。
それを思いっきり犯してまで、
突っ走った主人公に拍手喝采!!

DEATH NOTE (前編)

2006年10月27日 映画
DVDで録画しながらTVで観ました。

コミックスとは微妙に設定が違うけど、
わりと楽しめた。

藤原のライトはいいんじゃないかな?
しかし、ちょっと非情すぎる気もするけど。

松山ケンイチもLにぴったり。
(NANAのシンちゃんは非難囂々でしたが・・・)
へんてこな天才、なおかつ幼稚なところとか
上手く役作りしていた。

またレイの操り方とか瀬戸朝香のくだりは
原作と大幅に違うけど、あれはあれでいいと思いました。

わかりやすいよね、ああしたほうが。
映画とかだと。

瀬戸朝香好きだしね。(また個人的な意見かよ!!)

うまいプロモーションだね。
だってコミックス読んでない人は、
完結編観たくなるよ、多分。

自分はTVでやるまで待てるけど。

それにしても散々宣伝しといて
携帯で日テレにつながらないのはなんなんだー(怒)
アクセス集中すんのわかってんだから
対応考えておいてほしいものです。

でもやっぱ原作マンセーです☆

容疑者 室井慎次

2006年10月21日 映画
DVD ポニーキャニオン 2006/04/19 ¥4,725 新宿で起きた殺人事件の捜査本部長を務めていた室井管理官。その事件の捜査線上にあがってきたのはなんと現職の警察官。だが取り調べ中に被疑者は逃走、交通事故で即死してしまう。そんな中、被疑者の母親は過剰な取り調べがあったとして室井を刑事告訴する。 柳葉敏郎扮する室井慎次が逮捕されるという衝撃の展開から始まる本作は、…



途中まで「たった一つの恋」を観ていたので
途中から参戦。

はじめから観ていた相方の解説を聞きながら
後半を鑑賞。

なっちゃん(弁護士)いいじゃん!
そして室井さん(ギバちゃん)しぶいねえ。
カッコイイ。

学生時代のツライ恋愛の話なんか、
結構ぐっときたりして。

そしてまた八嶋演じる敵方の弁護士拝島が
変で良かった。
(次回はこの灰島が主役でドラマやるらしい。面白そー。)

最後、事件の真相があまりにもばかげていて
まさに哀川翔じゃないけど、
「こんなバカ女のために振り回されてたのかよ!」
って感じでしたが、
室井さんの誠実かつ人間らしいキャラがよかったっす。

警察官もホント大変だよなあ・・・
全部観たかったなあ。
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005/10/28 ¥995 牧師の父親(ジェフ・ダニエルズ)と共にフロリダの田舎町に引っ越してきた10歳の少女オパール(アンナソフィア・ロブ)は、野良犬と出会い、ウィン・ディキシーと名づけて一緒に暮らすようになる…。 ケイト・ディカミロの全米ベストセラー小説を原作に『ジョイ・ラック・クラブ』などの俊英ウェイン・ワン監督が描くヒューマン・フ…


相方が犬大好き人間なので録画しておいたんだけど、
これがなかなか良かった。

オパールには、ママの思い出が全くない。
父は厳格な牧師。

父の仕事の都合で二人は住み慣れた土地を離れ
「ナオミ」という町に移り住む。

でもオパールは友達がなかなかできず、
孤独な日々を過ごす。

父は、母のことをいっさい教えてくれない。

しかし、ある日のスーパーで、彼女には運命の出会いが。
そう。
わんちゃんである。
スーパーで大暴れするわんちゃんを
「あたしの犬なの。名前は・・・ウィン・ディキシー!!」
と宣言する。
ちなみにそれは、そのスーパーの名前なんだけどね(笑)

そして独りぼっちのオパールと
同じく独りぼっちのウィン・ディキシーは親友になる。

はじめは大反対だった父親も次第に変わっていく。

そしてウィン・ディキシーのおかげで
彼女はいろいろな人に出会うようになる。

みんなそれぞれ「悲しみ」や「孤独」を抱えている。
オパールと彼らは徐々に深くつながっていく。

そして父親はようやく彼女に母親の話をしてくれた。

人生には「甘さ」も「悲しみ」も両方ある。
そして旅立とうとするものを止めることはできない。
優しくできるのは、相手が近くにいる時だけだってこと。

このあたりの言葉にはすごく深いものを感じた。

孤独を抱え、バラバラだった人たちが、
最後は心からつながる。
オパールの母は帰ってこないが、
彼女はもう独りぼっちじゃない。

とってもあったかい映画である。
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2006/02/03 ¥3,980 監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップの4度目の顔合わせは、ロアルド・ダール原作の人気ファンタジーの映画化。ウォンカ氏が経営する巨大なチョコレート工場に、5人の子どもたちが招待され、驚くべき体験をする。5人のなかで、唯一、貧しい一家の少年チャーリーで、天才子役のフレディー・ハイモアが名演技を披露している。ほぼ原…


すっげー面白かったっす。

原作はイマイチでしたが、
(よくある子供向けのおとぎ話っていう感じで)
映画はマジ面白かった。

もちろんチョコレート工場の中の不思議な装置や
チョコレートの滝や川、
ゴンドラに乗っていくスピード感、
そして一人また一人と招待された子供が消えていく時の
ミュージカル調の歌と踊りが笑えた。

でも何よりよかったのは、
ジョニー・デップ演じる工場長ウォンカの過去まで
描いていたところ。

これは原作にはなかった。

彼の小さい頃のトラウマや、
最後チャーリーが
「工場をあげる。ただし家族とは二度と会えない」
と言われた時即答で
「だったら行かない」
と答えた時の困惑なんかがよく描かれていた。

「なんで?理解できない。家族なんて・・・」
と不思議がるウォンカ。

で、最後はすごくハッピーな展開へ。

なんともよくぞここまでやってくれました。
大人の鑑賞にも耐えうる深みを、
原作以上の感動を、
ティム・バートンは描いてくれました。

いい映画だったと思います。観て良かった。
DVD ポニーキャニオン 2006/02/24 ¥2,625 真夏にクーラーのリモコンが壊れたSF研究会の部室。そんなところへ偶然現れた本物のタイムマシンに乗って、昨日にタイムスリップ。壊れる前のリモコンを取ってきた研究会の面々。だがそれは過去を変える行為であり、そのせいで全てが消滅する恐れが! そこで元に戻すための大冒険がスタートする! たった1作で、あの『バック・トゥ・…


得意のB級映画ですが、
瑛太目当てで鑑賞。
(役者としての魅力です、念のため・・・笑)

25年後のSF研究会から田村君なる人物が登場し、
一同大騒ぎに。

けっこうバカらしくて笑えます。

過去を変えちゃいけないんだ!!
と途中から気づいた面々だったが、
結局すごいことを起こしていたわけで・・・

ウケる。

特にカッパ様に大爆笑。

最後の瑛太の「名字って・・・変えられるかな?」
にちょっぴりほろ苦さが残る青春パロディー。

大学生ってアホだよなあ。
自分もそうだったし。
何も考えずに見るのには割と楽しめます。

あ、あとロケは四国でした!
最初の景色の時点でもしや・・・と思ってたけど
大学は香川大学だったらしい。

これは、神のお告げか?
四国が自分を呼んでいる!!(わけないって)
DVD 松竹 2006/03/30 ¥3,990 動物学の助教授キンゼイは、タマバチの研究に熱心な学者だったが、初めての恋人でやがて妻になるクララとの初体験で失敗。このことと、生徒から性の相談を受けたことがきっかけになり「結婚講座」を開く。しかし、キンゼイの知識では答えられないことも多く、彼は性に関するインタビューを開始。人々のセックスを研究し始め、そして発表し…


教会の禁欲主義の元で、
禁欲=善であるとされたアメリカが舞台。

自分の性欲、性行動は正常なのか?
または異常なのか?

誰にも聞けずに苦悩する人々も多かったはず。

そんな社会に一石を投じたのが、
かの有名な「キンゼイレポート」である。

キンゼイ博士は、様々な人々から面接方式で
性についての履歴を語ってもらう。

厳格な父親に反発しながらも、
愛する妻マックや、教え子達、賛同者達とともに
研究を進める。

研究には多くの人からの情報を得て、
統計をとる必要がある。

面接をすすめていくと、
意外にもみんな様々な性生活や性履歴を持っていることに
驚かされた。

そうだよね。

一人ひとり違って当たり前だし、
性衝動を抑える方が不自然だ。

でもだからと言って、
自由奔放に衝動に従って行動することは
破滅へとつながる。

結局あまりにも行きすぎた調査のせいで
キンゼイ博士は経済的な後ろ盾を失い、
マスコミを始め世間から後ろ指をさされる。

でも、旅人が一番印象に残っているのは
最後の方で女性への面接を行っていた時のシーンです。

初老の女性が語った履歴。
それは、子供の自立したあとに努めた職場で
同じ女性に恋をしてしまったという話です。

誰にも相談できず、
罪悪感をお酒で紛らわせるしかなかった彼女。

そんな彼女から夫も子供も背を向けた。
いっそ死んでしまおうかとも考えた。

でもキンゼイ博士の本を読んで、
自分と同じ同性愛者やバイセクシャルの多いことを知った
彼女は勇気を持って告白をした。

すると・・・
なんと相手の女性も同じ思いを抱いていたというのです。

ここで泣きそうになる旅人でした(苦笑)

「あなたは命の恩人です」

そういって涙ながらにキンゼイ博士の手を取る女性。

わかる。わかるよ。

いろんな愛の形があっていい。
いろんな性の形があっていい。
(ただし、絶対に人を傷つけてはいけない。)

久しぶりに「性」について真面目に考えました。

いい映画でした。
DVD バップ 2006/02/22 ¥5,040 タイトルを聞いてピンと来る人は必見。そう、あのブルーハーツの代表曲がキーポイントになった青春映画だ。高校の文化祭のためにロックバンドを組んだ女子高生たち。しかし仲違いでボーカルが抜け、残ったメンバーは、韓国から来た留学生を誘う。ブルーハーツをコピーしようと決めた彼女たちだが、本番までは、たったの2日。必死の練習が…


本当は「フライ・ダディ・フライ」を見始めていたのですが、
恐らく自分のミスで途中で切れてました・・・(涙)

で、急遽、これに変更。

一言で言ってやっぱ高校生っていいよね!
中学とも大学とも違う、あの感じ。

特に最高なのはソンちゃんだね。
もうひたむきで、一生懸命で素直で・・・

韓国からの留学生だから誰も友達いなかったのに、
ひょんなことから軽音楽部でバンドのヴォーカルをやる羽目に。

うれしくて、一人でカラオケボックスとか行っちゃって。
飲み物はいらないから歌わせてくれと言い張る彼女と、
飲まないなら歌えないと言い張る店員。
面白い・・・大爆笑した。

日本人にはあたりまえの「歌い放題ワンドリンクつき」
ってシステムがなんだかへんてこに思えてきた。

で、なんだかんだあって、本番まで徹夜で練習するメンバー達。

旅人は最後のライブの盛り上がりも楽しかったけど、
遅れてきた彼女らを待つ間、場をつなぎ、
観客をあっためてくれた中島先輩
(留年して一人屋上で漫画喫茶開いてた女子。しぶいよ〜)
と、手を怪我したために彼女たちに迷惑かけちゃった本来の
メンバーの女子二人の演奏がもう最高に良かった!!

恐らくこの二人は役者さんではなくミュージシャンでしょう。
素晴らしい歌とギターでした。

旅人は子供の頃10年近くピアノ習っていたくせに、
今や何にもまともに弾けないおおばかやろうなので、
単純に楽器弾ける人はすげーっす☆

そしてやっぱブルーハーツはいいね。
なにげに顧問が甲本弟だったりして芸が細かい。

ひやひやしたけど、面白かった。
DVD キングレコード 2006/03/08 ¥3,990 ホ・ジノ監督の韓国映画「八月のクリスマス」の日本版リメイク映画。地方都市で古ぼけた写真館を営む寿俊(山崎まさよし)は、病に冒され余命幾ばくもない運命であった。ある日彼の写真館に、小学校の臨時教員・由紀子(関めぐみ)が飛び込んできたことから、彼の毎日が変わり始める。 長崎俊一監督の演出は、ベタベタせず、寿俊と由紀子…

のんびりひとりでビール飲みながらの鑑賞。

自分の運命を静かに受け入れるヒサトシと、
その家族。

ただコツコツと写真を撮り、現像し、
父親と暮らすヒサトシ。

山崎まさよしが好演していた。
合ってた。
主題歌もすごくいい。

でもやっぱり自分が確実に、
死に近づいていくのをカウントダウンするのは
正直しんどい。

必死に自分を抑え、淡々と日常を送るヒサトシだけど、
父親に一生懸命DVDの使い方を教えるところで、
なかなか覚えられない父にカッときてしまったりもする。

苛立って部屋を出て行った息子の気持ちを思い、
一人DVDと苦闘する父の姿が悲しい。

でもちゃーんとあとに残されるであろう父のために
一生懸命、紙に手順を書いてあげるんだよね。

また、幼なじみと飲みに行ってケンカを起こし、
警察所で「オレは何もしてないのに!!」と感情を爆発させる。

そんな彼への神さまのプレゼントがユキコだったんだね。
勝ち気そうだけど実はさびしがり屋で、
無邪気なユキコに彼は惹かれる。
そしてユキコも。
少しずつぎこちなく距離を縮める二人。

でも、自分の運命を知っている彼は耐える。

何も知らないユキコは無邪気に「おじさん!」となつく。

言えばいいのに・・・
「言っちゃえ!でも好きだって言っちゃえ!」と、
心の中で思いながら、でも言えねえよなあ・・・とか。

いろいろ思った。

でもこれで良かったんだよねきっと。

あと、妙にグッと来たのが、
おばあちゃんが雨の日、一人で写真屋に来たシーン。

昼間に家族みんなでにぎやかに
米寿のお祝いの写真を撮りに来たおばあちゃん。
夜に一人でまた来たの。

まだ写真できてませんよ?って不思議がるヒサトシに

「お葬式の写真を撮って欲しいの」って。

「そうですか。」

「綺麗に撮って下さいね。」

「もちろんです。お奇麗ですよ。」

にっこりするおばあちゃん。

「メガネ、とってみましょうか。」

「うん。そのほうがいい。綺麗です。」

ちょっと泣きそうになった。

(おばあちゃんに弱い旅人なり。)

そして最後に彼自身もついに自分の写真を撮るのだ。

あと、ヒサトシの病状が急変して呼んだ救急車を
見送るお父さんの背中が、とても印象に残っている。
またちょっと泣きそうになる旅人。

(結局おじいちゃんにも弱いんっすね・・・)

人はいつ死ぬか、わからない。
たまたま彼はわかっていた。
でもわかっていたからこそ、輝いた日々だったのかもしれない。

自分は・・・。そうだなあ。

ちょっと前だったらそうは思わなかったけれど、
今は「いつ死んでもいい」って思えるかもしれない。
そのくらい幸せです。

いや、いろいろつらいことはてんこ盛りだけど、
そういうんじゃなくて。上手く書けないけれど。

とてもツライ状況をいろんな人のお陰で乗り越えて
なんとか此処までこられたわけで、
そういう意味でとても幸せを感じます。

友人が昔こんなことを言っていた。

「毎日寝る前に、いい一日だったなあ。
今日死んでも後悔ないなあ。」って、
ちょっとでも思えるように日々生きたいって。

同感です。
松尾スズキと大竹しのぶの二人舞台。
馬鹿馬鹿しくて、でも面白くて爆笑しちゃいました。

どうしてそういう発想が出てくるんだよ、松尾さん。
面白すぎます。

で、大竹しのぶってバラエティーでは
あんなボケキャラなのに、やっぱすげー女優さんですね。

演技はもちろん、歌もうまい。
素晴らしい女優さんだよなあ。
(彼女とさんちゃんじゃ、ちょっと釣り合わないねやはり。)

アホらしいことをあの迫力で演じるもんだから
もうおっかしくって二人でガハガハしてました。

「大人計画」の舞台、あと二つ録画してあるので
楽しみです。

個人的には阿部サダヲが好きなんで、
彼の出る舞台が早く見たいです。

そして「サプリ」本日最終回。
瑛太派の自分にとっては、なんだか気の毒な結末。

でもはっきり言って一回目見て全く面白くなかったから
最後の二回しか見てない。

それはきっと・・・
主役二人のミスキャストが原因なんだろうなあ。

それ以上に、大好きだった「誰よりもママを愛す」
が終わっちゃったのが悲しくてしょうがない。

玉鉄ようやった!!サダヲ良かったね。
まさかああいう展開になるとは思わなんだ。
(希望してはいたけどさ、あの時間帯じゃ無理かなって
あきらめてた。よくやったTBS&脚本家!!
視聴率あまりよくなかったらしいけど、
観ていてとっても癒されて、
そして常識に縛られない新しい家族のあり方を示した
挑戦的で上質な作品だったと思う。
もちろん小林聡美の好演も忘れてはならないっす。)

あと「不信の時」にも実ははまっている。

石黒のバカさ加減と、
杉田の冷静さ(家政婦は見た状態)、
ぶっちぎれた米倉と松下の演技に引き込まれる。

しかしもうホント石黒バカすぎ。情けない・・・

最終回どうなることやら。
DVD 角川エンタテインメント 2005/07/22 ¥2,940 クジラの洗鯨場で働くお調子者の小魚オスカーの夢は、海底の大都会リーフシティの大物となり、いい生活をすること。そんなある日、彼はサメのくせにベジタリアンのレニーと出会ったのをキッカケにひと芝居打ち、自分は“シャーク・キラー”だと大嘘を。それで名声を得て人気者となるのだが…。 『シュレック』などで知られるドリームワ…




吹き替え版で見ました。(実は字幕苦手人間)

オトナの中ではあまり評価されてないようですが、
結構面白かった。

主人公の顔が字幕版の声を担当してるウィル・スミスに
すんげー似てたのはなんか意味あるのだろうか。

映像もキレイだし、
使ってる音楽も自分達世代にとってはステキな選曲。

内容もわかりやすくて、
まさにメーテルリンクの「青い鳥」だね。

ベジタリアンのサメがなんだかとっても可愛らしかった。
ハッピーエンドがディズニー映画らしくて良かったっす。

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