ISBN:4062062542 単行本 土屋 京子 講談社 1993/01 ¥1,835

本日読了。
すごい読み応えだった。

下巻はおもに毛沢東の「文化大革命」の話です。

すさまじい政策に鳥肌が立った。
中国の人たちの苦しみがどれほどのものだったかが、
痛いほど伝わってきた。

毛沢東って異常だよね。
しかも巧妙に、国民がお互いを監視するように仕向けた。
妬みや個人的ないいがかりで迫害を受けて自ら命を絶つ人も続出。
拷問で殺される人、監禁されじわじわと死に追いやられる人、
一体どれだけの血が流されたのか。

しかもこれが大昔のことではなく、
自分が生まれた前後まで行われていたということに絶句します。

無知であることが奨励され、
知識階級が糾弾される。

毛沢東が亡くなり、新しい中国が生まれ作者はイギリスへ。
中国という国は、一度死んで(殺されて?)もう一度生まれた国なんだと思った。

ベストセラーとして多くの人に読まれた理由がわかった。
この本は本当に貴重なドキュメンタリーです。
ISBN:4047139343 コミック カラー 角川書店 2007/06/18 ¥567

珍しく相方が「ネットカフェ」に行こうと言いだしました。
もちろん諸手をあげて賛成!!
結構遠かったし3時間という限られた時間でしたが、
自分はとにかく「エヴァ」が読みたくてたまんなかった。

なので11冊を山積みに積んでむさぼるように読みふけった。

相方は「NANA」とか読んでいたけど、
基本的に漫画も本も好きじゃないので、
飽きてしまったり眠くなったりで、
ネットなどもしながら時間を過ごしていた。

で、結局相方に「時間だよ」と言われた時点で、
エヴァがまだ3冊残ってた。
めったに来られないし夢中になってたので、自分だけ延長。
30分後に車へ行くと、ものすごく不機嫌。
それ以来まともに口きいてません。

体調も悪かったりいろいろ事情があったのに、
わがままを通した自分が悪かった・・・。

反省しきり。

なんか、楽しいはずの一日が微妙な感じになっちゃいました。
がっくし。

でも、エヴァのコミック版は完結してないんだね。
ちょっと残念。いーとこで終わってんだもんなー。
でも深い。面白い。アニメと映画も絶対観たい!!
明日もっかいTSUTAYA行ってみるかな。
多分レンタル中と思うけどね・・・。
ISBN:4062056534 単行本 土屋 京子 講談社 1993/01 ¥1,835

自分、中国のことなんも知らなかったんだなって思った。
映画やドラマで「ラスト・エンペラー」については知ってたけど・・・。
甘かった。

てん足って、ただ単に足に布巻いてただけじゃないんだね。
幼子の足の指をぐーっと底の方に曲げてぐるぐる巻いて、
その上に重石のせて骨を砕いていたんだそうです・・・。

その頃って足の大きな女子は結婚で不利になったり、
笑いものになったりするので親はとてもつらかったそうです。
悲鳴を上げる娘のあまりの可哀相さに諦める親もいたり、
でもゆくゆくの幸せを考えて心を鬼にする親がいたり。

主人公の祖母はてん足でした。
お偉いさんのおめかけさんになりました。
(当時は一夫多妻)
それが貧しい一家を支える唯一の道だったのです。

ありえない・・・。

そして生まれた主人公の母親。

この人は共産党に入り熱心に活動するけれど、
理不尽なことが次々と起こります。

国民党(蒋介石)と共産党(毛沢東)の政権争い。
すさまじいです。
命失われすぎです。

なんとも読み応えがあるので(内容も濃い)、
ゆっくりゆっくり読んでいます。

上巻の最後あたりは毛沢東が必死に国民を洗脳しているところです。

こういうこと全く知らないで「中国人って・・・」とか言っちゃいけないね。
早く下巻読みたいっす。
もっと知りたい。今まで自分が知らなかったことを!!
ISBN:4061844407 文庫 東野 圭吾 講談社 1989/05 ¥620

寝る前にちまちま読んでました。

結論。

難しい!!
とりあえず茶道の雪月花の作法が理解できない。
図とか書かれても見る気になれない。
(そういう空間認知っていうか、かなり苦手)

だから肝心のなぞ解きのすごいところに感心できず・・・。

あらためて「自分ってアホなんだな〜」と実感しますた。
ISBN:4063726266 コミック 安野 モヨコ 講談社 2007/08/23 ¥540

やっぱ買ってしまった。

3巻がイマイチだったからちょっと二の足を踏んだんだけど、
どうしちゃったのー?
なんか急に奥が深くなってるー。
「働く」ってなんだろう?ってことを、
松方(なりふりかまわず人生を仕事に捧げてる三十路手前女子)をはじめとして男性陣も考えたりして。
ストレスでバタバタ人が倒れてくさまなんか、リアルだ〜。

自分自身の中でも「働き方」について大きな意識変革があったので、とっても興味深く読んだ。
いわゆる「働くために生きてるのか、生きるために働くのか?」っていうアレです。
(悩みすぎるとメビウスの輪状態になるので考えないけどw)

それに感しては成田さんがいいこと言ったね。

「自分のためだよ」と。

そ。誰のためでもない。
ましてや会社や日本のためなんて壮大なこと考えるとやってらんなくなる。
あくまでも仕事は「自分のために」やってんだよ!
(ちょっと肩の荷軽くなったして)

企業の不正あり、ニートあり、デスクの入院・手術あり
、鬱による休職ありとどうしちゃったの?ってくらい濃い。

ドラマ化もされるようだし、作者気合い入れたか?
菅野美穂だってさ。松方は。
いーんじゃなーい?
楽しみです。

最後らへんの父とのやりとりも秀逸です♪

変身

2007年8月29日 読書
ISBN:4061856987 文庫 東野 圭吾 講談社 1994/06 ¥620

研修の合間にガンガン読み進め、一気に読了!!

まず題材が新鮮だ。
脳移植によって命を救われたはずの青年の悲劇なんだけど・・・。
先が気になって気になってとまらないっすよ、この本。

相変わらず東野さんはハズレがないよなー。
オススメです♪

でも、午後の研修はハズレでしたw

ミーナの行進

2007年8月23日 読書
ISBN:4120037215 単行本 寺田 順三 中央公論新社 2006/04/22 ¥1,680

1972年。
主人公朋子は、家の事情で芦屋の親戚の家にあずけられる。
彼女はその家で病弱な美少女ミーナ(従姉妹)と過ごす。
ふたりは深く強い信頼で結ばれ、
あたたかく魅力的な家族に囲まれ、
朋子にとってはまぶしく、そしてちょっと胸の痛い一年間。

前半は淡々としてて、
イマイチ入り込めないなーって思っていたけど、
後半はどんどん読み進んだ。

二人の淡い初恋とか、朋子の冒険とか、
伯父さんの秘密とか、コビトカバのポチ子とか、
独特の文体で丁寧にゆったりと描かれていました。

川端の自殺だとかミュンヘンオリンピックだとか、
時代背景も描かれていて、
あーそういう時代だったんだーとか郷愁を誘う感じもよいです。
(つか、自分にはピンと来ないけど。知識としてね・・・)

ちょうど映画で「ミュンヘン」とか観てたし。
相方がバレーボール好きで猫田さん猫田さん言ってたし。

超タイクツでつまんねー研修中に、
読み切りました。

別の意味で有意義な時間だったりしてw
ISBN:4062564882 文庫 塚本 哲也 講談社 2001/01 ¥924

ムラでゲット。
漫画だからすごーくわかりやすく、
エリザベートやハプスブルグ家の悲劇を理解できます。

ヅカの演目で言うと、
「エリザベート」と「うたかたの恋」と「ルートヴィッヒ?世」をおさらいできちゃう。
いろんな解釈があるようだけど、ホントに興味深い。

活字嫌いの相方も読めたのでwみなさんもどうぞ。

100回泣くこと

2007年8月13日 読書
ISBN:4093861544 単行本 中村 航 小学館 2005/10 ¥1,365

この人の文章って好きだなーって思った。

4年間動かしていないバイクを丁寧に手入れするところや、
(部品を分解したり、洗浄したりもして)
主人公の彼女への思いや愛犬への思いなんか、
とにかくすごく描写が丁寧で。

内容的には「世界の中心で〜」的と言えばそうなのだけれど、
文体が違うので印象は違う。

ただ、この本を読んで泣いたかというと、
自分は全く泣いていません。
でも、主人公や恋人やそれを取り巻く人たちの深い悲しみや愛が伝わってきて、いい作品だったと思います。
ISBN:4101234175 文庫 恩田 陸 新潮社 2006/09 ¥660

前述のながーい出張のために購入してた一冊。
(結局激務のため全く読めず)
この度実家で読み進めてみました。

ものすごく話題になってたし、
上司も絶賛してたし、
映画化もされたし(今月wowowで放送!!)、
こりゃー読んでみっか!!って感じで。

・・・きっとすぐれた小説なんだろうなーとは思った。
思ったけど・・・感動はなかった。
残念ながら心が動きませんでした。
登場人物一人ひとりが魅力的だし、
設定もおもしろいし文章も巧いんだけど。

自分のための作家さんではなかったみたい。
まあこういうのって相性とかあるからね。

でも、映画は観たいなー。
ISBN:4091813798 コミック 永井 明 小学館 2007/07/30 ¥530

待ってました!!

今回朝田は出てきません。
しかーし!!
霧島の回想で出まくりです。
しかも、朝田へのコンプレックスが、実は・・・!!!

もうびっくり。
これ、BLじゃないですよね?w
今後どうなるんだろー。
超気になるー。(←なんで急に女子高生口調?)
ISBN:4120010104 単行本 村上 春樹 中央公論新社 1981/01 ¥1,029

この本で村上氏は5編の短編と1つのエッセイを翻訳している。

どれも、今までに読んだことのないタイプの作品で、
けっこうはまってしまった。

そしてどの作品も、フィッツジェラルド自身の人生と深く結びついているなと感じる。

主要な登場人物はどれも見事に、
純粋ではあるけれど、
大人になりきれなかった男と女。
(彼と、妻ゼルダの影が濃厚!!)
病的な感性が、もの悲しいストーリーを紡ぎ出しています。

近寄ると危ない。
そんな作家ですが、どうしても惹かれてしまう。

健康そのもの肉体派・現実派の春樹さんも、
実はそんな危ないものを心に抱えているのかもしれないなあってちょっと思った。

容疑者Xの献身

2007年7月29日 読書
ISBN:4163238603 単行本 東野 圭吾 文藝春秋 2005/08/25 ¥1,680

さすがですね。
一気に読ませます。

ラスト、事件の真相に衝撃!!

ひとり日和

2007年7月27日 読書
ISBN:4309018084 単行本 青山 七恵 河出書房新社 2007/02/16 ¥1,260

とりあえず読みましたが、
あんまり主人公を好きになれなかった。
でも芥川賞なんだよね・・・

ここんとこ体調悪いから、
いろんなもの楽しめないのかなあ。
ISBN:4048839608 単行本 宮本 延春 角川書店 2006/08 ¥1,365

義家先生を穏やかバージョンにした感じの先生です。
(ちょうど年齢も一緒じゃね?)

あちらは元不良で、こちらは元いじめられっ子。

きっといい本なのでしょうが、
自分には今ひとつ魅力がなく、斜め読み状態。
あまり心に響いてきませんでした。
なんでかなあ?
もう他人の苦労話とかはお腹いっぱいなのかもしれない。
オール1ではなくとも、
人それぞれにそれぞれの苦労を乗り越えて生きてるしね。
「宮本先生ありがとう」みたいな生徒の感謝の言葉を
自らえんえんと載せちゃうところもちょっとひいた。
賢い人は自分でそういうのひけらかしたりしないから。
なんかちょっと鼻についた。

「先生」と人に呼ばれる立場の人は、
意識して謙虚さを失わないようにしないとね・・・。

義家先生のようにはなってほしくないなと思った。

がらくた

2007年7月25日 読書
ISBN:4103808071 単行本 江國 香織 新潮社 2007/05 ¥1,575

とりあえず江國ワールドにひたってみました。
ISBN:4088734076 コミック 許斐 剛 集英社 2003/04/04 ¥410

はい、ようやっとここまで来ました。

とりあえずありえない中学生の方々にビクリツ!!
な旅人ですwww
ISBN:4061759744 コミック 手塚 治虫 講談社 1996/08 ¥612

一気に全巻読みました。
面白さは期待していたほどでもなかったけど、
ナチスとユダヤの関係が、
現在のイスラエル人とアラブ人の紛争につながってることがわかった。

あと、3人のアドルフの運命を描くという設定は斬新で、
中でもナチスの高官になったアドルフ・カウフマンの変わりようには驚きです。
教育はこうも人を変えるのかとゾッとします。

鈍感力

2007年7月11日 読書
ISBN:408781372X 単行本 渡辺 淳一 集英社 2007/02 ¥1,155

あんまり面白くなかった。
「なんとなくわかってた」って感じのエピソードばかりで
別にこの本読まなくてもよかったって思った。

ただ、敏感すぎる人よりも少し鈍感なくらいの人の方が幸せなんだってことについては激しく同意します。
ISBN:4088730240 コミック 許斐 剛 集英社 2002/03/07 ¥410

とりあえずここまでは読んだ。

映画のリョーマとはやっぱりちょっと違うねー。
桃先輩とあんなに仲良しだとは!!
萌え好きな人にはたまらないかも。(←ヲイ)

なんだかはまりそうです。(わかりきってたけどw)
しかし38巻まで買わないといけないのかYO!!

漫画喫茶に行きたい・・・。

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