天人五衰改版

2008年6月4日 読書
「豊饒の海」シリーズ最終巻!

本多も老年に達した。
清顕の生まれ変わりと思われた少年を養子にもらうが、
ものすげー展開。

マジかよっ!!!!!

なラストにぼーぜん。

予定より1年も早く書き上げ、
市ヶ谷へと向かった三島はどんな気持ちで筆を置いたのか。

もやもや。
つか、透(養子)ムカツク!!
ヤフー動画で募集してたのでこれ幸いにと視聴。
2回目でスクラッチ成功!!

この原作本、数年前に子どもたちの間で絶賛されていましたよね。
なにげに気になっていたんだよなー。

映画は静かに、そして大自然の緑も鮮やかに描かれます。

おばーちゃんがホントいーんだわー。
孫を穏やかな、大きな愛で包むんです。

ラストシーンは思わず涙。
ぜひ原作も読んでみたい。
超こえー。
思ってたのと内容が全然違っててビビりました!

レンタル家族やら自殺サークルなどなど衝撃的で、
確かにR15指定なだけあるなと。

あまり青少年にはお勧めできない映画です。

でも、クミコというコインロッカーベイビーは、
やっぱすごく哀れだった。
自分が親に捨てられた穴埋めを、
誰かの家族を演じて癒していたというか・・・。

でも、だんだん演じ手が真実と虚構を区別できなくなってるのが、
じわじわ怖かったです。
行ってきました!
某旅行会社の超高いお食事つきプランで。
(もうそうでもしないと東京は土日無理だから!!)

まあまあのランチを済ませ、
劇場へ。

相方から「すげーヒートアップしてるよー」と聞いていたのでわくわく。

・・・うん。面白い。

アドリブがさらにすごいことになっていたw
いわゆる「調子に乗ってる」状態ねw

トラちゃんと一緒に「スイミングー(エドはるみ風)」とかね。

キリヤンのジョン卿もテンションアップ気味でウケたし。

貸し切り公演だったから、
退団したエリさんの司会とか、
タキさんやじゅんの挨拶とか、うれしいおまけもアリでねー。

自分は「ミーマイ」これで見納めなので、
次はうひたんの「愛と死」ですわ。

早くおヒゲのアダルティうひさんに熱狂したいものです。
(下級生に「あまりにも自然だから生えてきちゃったかと思いました〜」と言わしめたヒゲ。そんなに似合ってんのかーーー!)

何をしてもステキな人。
そう、それが大空先生なのです。
(反論は聞こえなーーーーーーーーーいw)
以前じゅんじゅんとじゅりぴょんがふざけて話題にしていたので、
ちょっと気になって古本屋で買って読んでみた。

いわゆる「マリア様がみてる」の超深刻バージョンて感じですかね?

重いわー。

しかも女子校の二大アイドルが、
まんまオスカルとアンドレそっくりじゃん。

この重さはやっぱし・・・すでに少女漫画ではない!!!
ほんとにぐーぜん新聞で発見。
瀬戸内寂聴さんがNHKで「薫」と「匂宮」について語ると。

うおーーーーーーーーーーー。
「夢の浮き橋(仮)」の予習だ、予習!!!

つーことで二人で視聴。

なんか知ってる話しだった。
多分大学のころどっかの授業でかじってんだな。

でもさー。
一般的な読み方だと「薫=不義の子、真面目で控えめ、一途に愛する、深ーい悩み抱えてる」で、
「匂宮=光源氏の孫、そっくり、女たらし、情熱的、恋がすべてであとはお構いなし」って図式じゃね?

これをー月がやるわけでー勝手にキャスティングするとー。

やっぱじゅんが匂宮だよね?
(でもさー悪役じゃん。横やり入れて薫の邪魔してるもん)
するとキリヤンが薫か。
(これはぴったりな気がする。性格的にも、位置的にも。)

やっぱこうなるのかな?
だとしたら相当匂宮が悩まないとね。
単なる黒い役になっちゃう。
苦悩して苦悩してそれでもおさえきれない浮舟への想い・・・。
ってんならね、わかる。

ラストは、浮舟をどうするか。
原作通りにするのかな、やっぱし。
そして男二人は心を引き裂かれる・・・みたいなことか?

うーん、やっぱちゃんともっかい読みます。
もう細かいとこ忘れちゃったよ(汗)
はい、ついに読破しましたよー。

もうね、池田先生(○作ではない)すごすぎます!!

マジ中身濃すぎの重すぎで、
なっかなかの読み応えでした。

どうやら昔宝塚でも上演されたとか。
でもオスカルとは全くキャラが違うので
(ユリウスは後半、愛する男のためすべてを捨てる。
ようするに恋に盲目になっちゃいます。)
だからあまりかっこよくはないのです。

好きな男性の子をはらんでしまうし、
もう普通に女性。
母の策略とはいえ、きっと男装をしていた方が不自然だったんだろうね。

物語はロシアを舞台にロシア革命、
第一次世界大戦と描いていきます。

これはもはや・・・もはや少女漫画じゃなーーーい!!

読み終えた後のぐったり感・・・。
虚しい幕切れ。でもちょっと希望。
そんな感じ。

でもヅカではやってほしくないっす。
どんなもんかなーと観てみたけど、
案の定浅い。

ドラマを観てなかったからか、
今ひとつワクワクもせず。

キント雲に乗ってのデッドヒートとか、
戦いの場面とかは結構迫力あったけど。
あ、ラストあたりの三蔵法師のセリフにちょっと
「おおー」と感動したかも。

でも孫悟空が「仲間(なかま)」をなぜ「なまか」と言うのか。
謎でした。

(つか、以前ガキンチョが間違ってつかってる場面に遭遇した。
やっぱ日本語は正しくつかわないとアホは間違って覚えるぞー)

恋しくて

2008年5月24日 映画
ちょっと今ひとつな感じかな・・・。

石垣島は大好きなので楽しみにしていたんだけど
盛り上がりに欠けた。

役者さんたちも主役級が多分プロの役者ではないのか、
あまりパッとしない。
逆にそこがよいのかもしれないけどね。

ただ、BIGINの歌はよいです。

あ、途中出てきたアマチュアバンドたちは面白かった。
特に「太ももファイブ」。
ウケた。歌も上手かった。

A型自分の説明書

2008年5月22日 読書
引き続き、読んでみました。
てかなかば無理やり友人に借りたんだけど。

これもめっちゃオモロイ!!

どっちかっつーと、自分はこっちに近いね。

これからどうやらABもOも出るようなので楽しみっす★

どうなることやら。
きっとぶっ飛んでる内容なんだろうな。AB型w
これねー、絶対電車とかで読めません。
思わずププーってなっちゃうことうけあい。
(かなり不気味な人に認定されちゃいます)

B型人間には、
小学校のころから散々嫌な思いをさせられてきましたがw
なんだかB型が愛おしくなったりして。

つーか、自分とかなりかぶる部分もありです。

表現が面白いからかるーく読めちゃう一冊。
すげー観たかった映画。

予想以上に素晴らしかったデス。
マジにかなりのオススメ映画。

まず主人公のMTF役を女優さんが演じていたところがスゲー。
ものすごーく研究したとか。
歩き方とか、声とか。
(さすがプロです。)

で、性別適合手術を一週間後にひかえた大事な時に
突然自分に息子がいたことを知る・・・。
かなーり衝撃的な展開ですね、これは。

ホラ、性同一性障害の人や同性愛の人って、
頑張って「普通になろうとして」異性と関係持ったりするじゃないっすか。
(自分はそうでした。)

で、たった一回のセックスで相手は妊娠し、
密かに出産していたというスゴイ展開で。

この息子が罪を犯したため身元引受人として迎えに行くのですが、
とにかくこの子もいろいろ抱えていてねー。
(関係ないけど、超美形でディカプリオにクリソツ!!)

MTFなんだけど父親でもある(ややこしいの)主人公は葛藤するんですよ。
でも、だんだん母性(父性?どっち?)が芽生えたり、
でもそんなことは知らない息子は・・・。

これ以上はもったいないから書きません。

当事者だけでなく、ノンケの人にも絶対オススメ★
この映画つくった人、すごいよマジで!!!

キトキト!

2008年5月18日 映画
思ってた以上にすっごく面白くて泣けるイイ映画でした。

やっぱね、大竹しのぶはすごい役者さんです。
たくましいお母ちゃんが板についてて笑える。

でもすごく子どものこと大事に思っててねえ・・・。
親ってなんか切ないって言うか、
偉大だよなー。

離れて暮らしてる自分の母親のこと考えちゃいました。

ラストあたりでは衝撃が襲ってきて
「えええーーーーーー!!」って二人でだらだら泣きました。

シネカノンの映画は毎度自分達のツボにはまります。
ホント、イイ映画だった。
東京で悪戦苦闘する二人の子どもにも共感しました。

月組主演娘役。

2008年5月17日 宝塚
マジっすか!!!!

当面主演を固定しないって。

一作ごとに主演娘を決めるって。

うーーーーん。
ずいぶん斬新なことするなあ。

日生デイジーはあいちゃんが合うよなー。
じゃあ、博多座のサリーは?
みりお?

とか散々気をもんでいたら、こういう発表だった。
サリーはしずくちゃん。
妥当と言えば妥当だけどね・・・。
カワイイし。

でもこれってもしや、じゅんじゅんの意向なのか?
勘ぐりすぎ?

どうも月が落ち着かない・・・。

とりあえず競わせるわけだね。
劇団の苦渋の決断なんだろうな。

まあ、四季とかはそういうスタイルだけど、
ヅカでまさかこうくるとは思わなかった。

びっくり。
「愛と死のアラビア」ナウオンを観ました。

稽古場や初日の映像とかから、
その輝きっぷりに「ヒュー!!やったぜい!!」とか
1人で盛り上がっていたわけですが。

ナウオン観てやっぱ思った。

・・・花組で一番輝いちゃってるかもしんない。

いや、贔屓だからそう見えちゃうだけなのかもしれないよ?
でもどー見てもダントツでキラッキラしてる〜。
(他の花組生ファンの人ごめんなさい。
あくまでも腐りきったうひファンの自分には、
そう見えるのデス・・・)

多分ねー。組替えしてやっぱ良かったんだね。
堂々と2番手なわけだし(月ではなんか微妙な位置)、
まとぶんも壮さんも明るくて裏表なくいい人みたいだし。
うひさんのこと大事に立ててくれてるのが伝わった。

なにげに座談会でも進行役っぽくなってみたり。
まとぶんの言いたいことを察して(サッシーナだから!)
言葉を足してあげてたり。

マジでおにーさんキャラ決定だね!!
もうねーうれしいよ。

今まで散々「ユウヒにはトップ無理」みたいに言われ続け、
そのたびに「んなこたーない!!ユウヒは魅力があるんだから踊れなくたって(失礼)トップになる!!」と豪語してきた自分に乾杯。

っつってもまだ決まったわけじゃないんだけどさ。
まあ、自分的には一作でイイからトップになったうひさんを、
一番デカイ羽根を背負って大階段から下りるうひさんを見て熱狂したいのです。

彼女はそれだけの魅力を持ってると思うから!!
もちろんトップにならなくたって応援する気持ちは変わらないけどね〜。

とにかくうひさんステキすぎます。
それが言いたいだけ!
(じゃあ長々書くな!!って感じですが。スンマセン)

7月の東京公演が楽しみだな〜♪
読了。

今回はタイのお姫様へと転生。

主人公は、1巻2巻と傍観者的立場だった本多。
晴顕の親友だった人。

彼も50歳を迎えようとする年齢に。

これまで理性的に生きてきた彼の心に、
大きな変化が・・・。
びっくり。

それからインドの描写がものすごく綿密で驚いた。
どうやら三島自身、インドやタイに旅していたらしい。
あらためてすごい人だと思わされる。

さあ、いよいよ最終巻。
どうなる本多???
鬼太郎がかっこいい。
(だってウエンツだもんなー)
でも漫画と違って、髪の毛とばすとはげちゃうんだねw

あと知ってる妖怪たちがいっぱい出てきて面白かった。

大泉洋は原形とどめてなかったけどwぴったりのネズミ男でした。
ばななさんの世界を上手に映像化していたと思います。

新垣ゆいはあんまりすきじゃなかったけど、
この役には合ってたし、
鈴木京香がうまーく「アルゼンチンババア」の不思議さと、
魅力を出してたと思う。

単なるばばあじゃ役所広司が惹かれないからね。

アルゼンチンタンゴが心地よい作品だった。
やべーくらいにはまってますw

この巻は清顕が生まれ変わった勲という青年がメイン。
しかもこの青年、清顕付きの書生だった飯沼の息子で。

バリバリの尊皇派。

神風連に憧れて、
天皇のために維新を起こし潔く死ぬのが夢なわけです。
過激で、一途で、純粋なだけにものすごい危うげな生き方をしています。

まさに三島そのものじゃないか!!!って感じ。

でも、これはあんまり若い時に読まない方がいいかもしんない。
影響が、ちょっと怖いから。
そのくらい激しい思想に貫かれた一冊。

次巻が楽しみ。
なんかいいねー落語の世界も。
純和風な暮らしぶりも素敵だし。

解説の下手な元野球選手といじめられっ子の関西弁小学生、
それと不器用で口べたな女性(香里奈)に、
ひょんなことから落語を教えることになった主人公。

この小学生がいい味出してたなー。
「まんじゅうこわい」面白いよね。

で、この出会いからあらためて主人公は
「落語が大好きだ!」と実感するわけです。
三人もなんかイイ感じになって。
ハートウォーミングです。

さてこの映画観ながら思い出したけど、
大学時代の知り合いが落語家に弟子入りしたっけ。
彼はどうしているのかな。
まだ頑張っていたら嬉しいな。

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